三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目第一種市街地再開発事業 サンパルの解体は5月以降に着手予定!街区内で先陣を切る!?

いよいよ2022年度に始動する雲井通5丁目市街地第一種再開発事業。都心の駅前に立地する約0.8ヘクタールの敷地に存在する再開発ビルや公共施設、ホテルを全て撤去して、地上32階 延床面積10万平方メートルの超高層複合ビルを建設します。散在するバスターミナルの集約を目的としてスタートした計画ですが、オフィス、ホテル、商業、そして文化ホールまでを加えた一大プロジェクトへと発展しました。

 

プロジェクト概要

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業




事業名称  神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業

施行者   雲井通5丁目再開発株式会社

施行区域  兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部,322番の一部, 323番, 324番,

敷地面積  約8,230㎡

延床面積  約98,900㎡

建物構造  鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造

階数/高さ  地下2階 地上32階 塔屋1階/約164m

主要用途  商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設

市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅



街区内北側を占有するサンパルでは昨年より順次、建物内で営業していたテナントの退去が加速していますが、地下階から地上2階までの商業フロアを除いて、上層部のオフィスフロアは、再開発を進める雲井通5丁目株式会社以外は退去が完了しています。



サンパル自体も地権者で構成された組合施行による第一種市街地再開発事業によって1981年に完成した延床面積約24,500平平方メートルの再開発ビルですが、築後40年で再々開発される事になりました。



サンパル内に雲井通5丁目再開発株式会社によって掲示された再開発に関する案内です。これによると5月以降に解体撤去工事に着手すると書かれています。

東町の市役所本庁舎3号館跡に建設中の新中央区総合庁舎の完成が6月末を予定し、一時移転する三宮図書館もKIITO内の工事は6月末まで。中央区役所や勤労会館の機能の新庁舎への移管は早くとも8月頃になる為、南側の解体は9月頃かと推測していますが、これらに先駆けて、サンパルは解体を先行する可能性が出てきました。



案内に掲載された再開発ビルの断面図です。設計は最終段階まで進められているものと思われます。

国が保有する予定のバスターミナルの施設は地下2階から地上3階までの5フロアで、地下2階に駐車場、地下1階と地上2階に店舗も配置します。地上4-10階が神戸市の公共施設で、2,000席を確保する文化大ホール、そして10階には屋上庭園に面した「世界一美しい」を目指す三宮図書館を整備。

11階以上は三菱地所が保有し、11-22階は神戸を代表するフラッグシップオフィスで市外から企業を誘致します。23-32階がホテルですが、この図面からは壁面を少し後退させた設計となっています。23階はレセプションやレストランかと思いますが、それより上の客室階の造りが不思議です。消防条例による規制でバルコニー形式の避難経路が設置されているのは28-30階の3フロアのみです。このホテルは宿泊機能のみではない多機能な高級ホテルである可能性が出てきました。

年内に完成イメージや進出ホテル等の発表が行われる事を期待しています。



建物が接する東側の市道葺合南146号線についてはバスのターミナルへの進入経路となる為、幅員18mへ拡幅される予定です。裏街の表通りが、今回の再開発によって真の表通りに変貌します。



解体が開始されると、西側の再開発ビルである雲井通6丁目のサンシティと連絡するこの空中デッキも撤去されますので、今の内が渡り納めです。



北側のサンパルと南側の中央区総合庁舎・勤労会館の解体開始時期は目処が付いてきましたが、中央位置するの東横イン神戸三ノ宮IIについては現状、公式な閉館日は発表されていません。しかし予約サイトを確認すると、8月31日以降は予約を受け付けていない事から、恐らく8月30日が閉館日なのではないかと推察します。


再開発街区西側の葺合南131号線はII期計画の雲井通6丁目の再開発が進行する際には廃道になる予定です。



待ちに待った大規模再開発がいよいよ始動します。このプロジェクトは三宮の在り方を大きく変える可能性を秘めています。西日本最大級のバスターミナルは広域圏における神戸の存在を高め、大阪湾岸道路西伸や神戸空港国際化と連携させる事で更なる飛躍が期待出来るでしょう。JR高架下の神姫バスターミナルが新ターミナルに移転すると、新たな東口改札が開設され、都心の玄関口が東に拡大します。神戸シフトが鮮明な神姫バスはこのビルの高層階に本社を移転する可能性もあり得ます。人もこれまで以上に駅の東側に流れるようになります。様々なポテンシャルを持ち合わせていると言えるJR駅ビルと双璧を成す三宮再整備の真打のプロジェクトです。

関連記事
三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 サンパルの解体工事を開始!最大級のプロジェクトが動き出した

2022年6月7日
こべるん ~変化していく神戸~
先週、とうとう計画概要や完成イメージが発表された神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業。通称「バスターミナルI期ビル」は地上 …
三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 公開された図面から読み解くバスターミナルI期ビル その1(立面図・断面図)

2022年11月14日
こべるん ~変化していく神戸~
街区内の既存建物解体を本格解体している神戸三宮雲井通5丁目再開発事業。事業を進める雲井通5丁目再開発会社がその概要を発表し、建物の詳 …
三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業にかかる「特定事業参加者」「特定業務代行者」を公募

2020年8月8日
こべるん ~変化していく神戸~
バスターミナルを中心とした複合再開発を計画する神戸市と雲井通5丁目再開発株式会社が「特定事業参加者」と「特定業務代行者」の公募を広告しま …
三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 サンパルを覆う足場設置の仮設工事が開始される 勤労会館も今週閉館

2022年6月27日
こべるん ~変化していく神戸~
6月上旬に電撃的な開発概要が発表された神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業。開発街区内では先行してサンパルが閉館。1階のご …
三宮バスターミナル計画

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 勤労会館の解体撤去工事開始 全体街区の解体準備整う

2022年9月3日
こべるん ~変化していく神戸~
雲井通5丁目の再開発始動に伴い、閉館した神戸市勤労会館の解体撤去工事も開始されました。建物を足場と防音パネルで覆い始めています。  …

POSTED COMMENT

  1. kingi より:

    本当にようやくようやく
    たどり着いた感じですね
    正直言ってせめてあと5年早ければとも思いますが
    神戸を代表する素晴らしいビルになることを願います

  2. いかなごん より:

    いよいよ神戸の都市機能が高まる重要なプロジェクトが始動することなので楽しみです。
    ただTwitterでO市議が議会の質疑でバスターミナルが当初計画よりも縮小するつもりでいるという、昨年前の不穏なツイートを見かけたので、実際どうなるのか最終イメージが出るまで不安も拭えません。

    • しん@こべるん より:

      バスターミナルは国土交通省が買い取るので中途半端なサイズにはしないかと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です