神戸アリーナ

新港第1・2突堤間水域再整備 新たなウォーターフロント親水空間の構築に波除堤と傾斜護岸の整備が進む


新港第1・2突堤間の水域開発整備の工事はいよいよ次の段階へと移行を開始しました。突堤間の岸壁沿いを砕石で埋め立てて、浅瀬を構築しているかのように見えていましたが、その内実は異なりました。



仮囲いが設けられた岸壁の内側の様子です。いつの間にかコンクリートの護岸が外側に設けられており、その内側は土砂による更なる埋め立てが進められています。



この工事の開始と共に岸壁上のベンチエリアへの立ち入りは禁止されました。



波除堤と傾斜護岸をつくっています。工期は12月20日まで。



傾斜護岸となる為、以前の護岸に向かって傾斜の付いた埋め立てが行われています。



これまでの護岸には柵が設けられていましたが、レベルが一定化されれば、柵は不要となり、新たな護岸へと降りていく事ができるようになります。



コンクリートの護岸の先は急激に深くなっており、まだ極めて危険です。海中に目印の竿が複数突き刺さって海面に飛び出していますが、この頭位置まで再び砕石による埋め立てを行って水辺空間を構築するのではないかと思われます。



第1突堤の岸壁中央に仮囲いの設置されたエリアが出現しました。



基本的には資材ヤードや現場事務所という位置付けのようですが、内部の一部では、鉄骨やコンクリート板を使って何らかの構造物を構築しているようでした。



そしてこの構造物は突堤先端で整備工事の進む波除堤の構築に活用されているようです。波除ブロックの据付が完了し、今度はブロックの上にコンクリートのブロックを打設しているようです。



構造物はその型枠の役割を果たしている模様です。



ブロックの横には作業用の足場も組み立てられましたので、先端にまでアクセスが可能です。



波除堤と護岸工事が終わると、いよいよ水域内部をマリーナとして活用する為の整備が行われるのでしょうか。水上レストランの設置の為の事業者公募等も後に続く可能性があります。第2突堤のTOTTEIと共に、水域がにぎわいのウォーターフロントへと進化を遂げる最中にあります。第1突堤の緑地も現在よりも緑の潤いが増やされる予定です。

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