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地域探訪: 福岡 (仮称)Walkプロジェクト新築工事 博多コネクティッド最大級の建て替え計画が進行中



JR博多駅前で進行する西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト。工事名称は「(仮称)Walkプロジェクト新築工事」です。既に既存建物の解体工事を終えて、新築建物の建築工事が進行しています。



解体前の西日本シティ銀行本店本館です。駅前広場に面して煉瓦色の赤い外観が異彩を放っていた建物でした。

西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト/(仮称)Walkプロジェクト新築工事



所在地 福岡市博多区博多駅前3丁目1番1号
敷地面積 約5,230㎡(約1,582坪)
建築面積 約5,083㎡(約1,538坪)
延床面積 約75,678㎡(約22,893坪)
階数 地上14階、地下4階
用途 銀行、事務所、店舗、駐車場等
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
耐震性能 免震構造(地下3階柱頭免震)
着工 2023年11月頃(予定)
竣工 2026年1月頃(予定)
事業主 特定目的会社 Walk
設計 株式会社日建設計(基本設計)・大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社











建て替え工事にあたり、大成建設が設計と施工を担当しています。



このプロジェクトは福岡市が「天神ビッグバン」と同時進行で進めている博多駅周辺の老朽ビル建て替えや再開発を促進する「博多コネクティッド」に認定された計画です。



天神ビッグバン同様に博多コネクティッドも容積率緩和制度や税制優遇、高さ制限緩和等のボーナス措置を与える事によって、既存ビルの建て替えを推進しており、現在は筑紫口を中心にオフィスビルの建て替えが多く進行しています。対象となるのは、JR博多駅から半径500mに位置する建物です。



既に建築確認申請数は20棟、竣工棟数は14棟に達しており、制度の活用によって駅周辺の建て替えが促進されています。



中でもこの(仮称)Walkプロジェクト新築工事 は博多コネクティッド認定計画の中でも最大級の規模を誇る計画です。



博多駅の博多口駅前には博多駅ビル周辺の再開発が進みました。エリアには1ブロックに1棟という形で非常に大きな建物が立ち並び、風格を備えた重厚なビルが駅前を構成していますが、いずれも築年数を経過し、老朽化が進んでいます。これらの建物が建て替えられると、駅前の様相は大きく変わる事になります。



地権者が多くひしめき合う小さな土地の集約には地権者の合意形成が邪魔してなかなか再開発を進める事は難しいですが、こうした大きな土地の保有者が1地権者の場合はスムーズに建て替えが進みます。



博多コネクティッドでは天神地区のように100mを超える超高層ビル化ができる程には高さ制限が緩和される事はありません。その分、建物の1フロア辺りの面積が拡大しやすい環境が醸成されてきたと言えます。



西日本シティ銀行は博多駅周辺に本店別館ビルや事務所本部ビルを保有しており、これらも建て替えを計画し、2028年の竣工を目指しています。無論、博多コネクティッドの認定プロジェクトになる予定です。



天神と博多駅周辺のオフィスビルや商業施設の建て替え促進を図り、九州におけるアジアへのゲートウェィシティ化を更に推し進める福岡市。訪日客受け入れ再開によって再開発は更に勢いづいていく事になるのでしょう。
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