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いよいよ躯体工事が大詰めを迎えている新港町のツインタワーマンションの西棟である「ベイシティタワーズ神戸WEST」。最上階である27階に到達し、とうとう上棟を迎えました。
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プロジェクト概要
ベイシティタワーズ神戸WEST/EAST
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所在地 神戸市中央区新港町71番
事業者 住友不動産・関電不動産開発
敷地面積 WEST 5,300.07㎡ EAST 5,300.01㎡
建築面積 WEST 1681.98㎡ EAST 1,605.95㎡
延床面積 WEST36959.46㎡ EAST 36,593.83㎡
階数 地上27階 地下1階 塔屋1階
用途 共同住宅 一部店舗 WEST 349戸 EAST 353戸
建物⾼さ 102m
構造 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
設計者 前田建設工業
施工者 前田建設工業
竣工予定 2023年1月/2024年9月
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2021/06/50DCEA55-1F88-4F81-ABC5-9BA0716F1E9D.jpeg)
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2021/06/4B85F90E-9156-4A0A-97CB-2CB76CFCBE97.jpeg)
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https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/kansai/bct_kobe/
物件公式サイト
建設状況の様子
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws68.jpg)
タワークレーン1号機の登場が昨年2月の同時期だったので、地上躯体工事の本格的な開始から1年で上棟しました。これから屋上にこの建物を特徴づけるフィンの構築が開始されます。公式サイトには「頭頂部には帆を模した4面のフィンを設け、遠目にも印象的なアウトラインを描きつつ、力強く海へと向かう方向性を表現。それぞれの帆先から基壇部へ伸びるマリオンは、巨大な船体の側面をアシンメトリーに分節し、海に似合う爽やかなイメージを演出。」と記載されています。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws69.jpg)
このフィンの取付が完了すると、タワークレーンは少なくとも1機の撤去が開始される事でしょう。撤去されたクレーンはそのまま東側の敷地で基礎工事が行われているEASTにそのままスライド式に移設されるのではないかと思われます。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws70.jpg)
構造的には99.9mに達しているのでしょうか。フィンの高さは最高部で2フロア分位の大きさがありそうです。フィンが付くともっと存在感が増し、デザインも締まりが出てくると思います。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws74.jpg)
新港町再開発エリアのランドマークとして聳え立つ建物は高さ102mというスペックから想像していた姿以上に大きく見えます。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws75.jpg)
今後、EASTが建設されたツインタワー化すると、現在以上の存在感が生まれる事でしょう。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws73.jpg)
本当はもっと高い建物を建設する事が望ましいのですが、しおさい公園を眺望点とした高さ規制の影響を受けて、六甲の山の稜線を遮らないように現在のウォーターフロントの建物は100m程度が高さの限度です。旧居留地の高層建築との間とのバランスは悪くはありません。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws76.jpg)
今後、新港町地区でこの他にも高層建築が建設されると、エリアの奥行きが出てくる事で景観に厚みが生まれてくるでしょう。夜間景観の向上にも期待が持てます。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws77.jpg)
新港町の業務・商業施設の背後に聳える南側から眺めたベイシティタワーズ神戸WEST。敷地に対して斜めに建てられた事で建物が複層的に並んでいる事が強調されています。EASTが建った際にも建物南西側の住戸から海がよく見えるようにも設計されています。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws78.jpg)
EASTの追加でツインタワー化した後、第2突堤基部の住友倉庫跡に新たなホテルや業務施設が開発されると、高層建築がウォーターフロント、旧居留地、三宮駅前と三重に並ぶようになり、更にその後方に新神戸が広がる事で街の厚みが増します。将来的に大阪湾岸道路西伸部から見渡す神戸の景観にダイナミズムが生まれます。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws79.jpg)
ツインタワーの成長を見守る中、同時にこの突堤間の水域の開発及び第2突堤のアリーナ建設も開始されます。ウォーターフロントが唯一、神戸が大阪、京都に対して優位に立てる資源ですので、最大限に活用しなければなりません。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/02/baycitytws71.jpg)
駐車場棟北側の歩道もインターロッキング舗装ブロックの敷設と植栽整備が進みました。ただ未だに電線・電柱が立ったままです。どのタイミングで完全撤去が行われるのでしょう。
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そんなに六甲山が神戸にとって価値あるのでしょうか?地理的に平地を狭め、景観規制を制定させ二重の意味で障壁になっていると思ってしまいます。神戸は港でここまで繁栄したのですし今では新幹線鉄道、高速道路が集まり、空港もあり陸海空3つ港がある利点を活かして欲しい。個人的にはオシャレな街、六甲山の景観ではなく港こそが神戸らしさだと思います。
前々から果てしない議論を重ねていますが、しおさい公園からの稜線という曖昧な定義が全くナンセンスとしか言いようがありませんね。