先週にオープンした西区総合庁舎とスカイブリッジで連結したプレンティ・ダイエー棟(イオンフードスタイル)は、本館に先行して外装のリニューアルが図られました。新設されたエレベーター周りには建物を囲むようにガラス屋根の付いた通路が整備されました。
屋根幅も広く、雨の日にも濡れずに駅方面からこの通路を通って区役所へバリアフリーでアクセスが可能です。
このプレンテ周りは屋根付き通路の他にも周辺の舗装ブロックを刷新する工事が進行しています。
街開きから恐らく初となる舗装更新でリフレッシュします。
既に外壁の塗装工事とモザイク調パネルの設置で外装のリニューアルが終わったプレンティ・ダイエー棟は新屋根の上部を緑化しました。
ガラスで覆われたカフェの前の庇としての役割も果たすガラス屋根。スタイリッシュな外観に生まれ変わりました。
基壇部周りが一新されてプレンティ・ダイエー棟。これでまずプレンティのリニューアルは第一段階を終えました。これから進められる第二段階はアトリウムや本館の大規模改装となる本丸です。
屋根付き通路は新設エレベーターまで連絡しています。通路脇も壁面緑化が行われました。
工事によって閉鎖された駐車場も復活しました。
階段周りの舗装も刷新されて美しい空間になりました。
周辺通路の舗装ブロック更新も月内には完了予定です。
一部には人工芝が張られました。地中から電気ケーブルが顔を覗かせています。木々をライトアップする照明が設置される模様です。夜間景観もグレードアップします。
西神中央二大商業施設のもう一方である西神中央百貨店ビルは双日が運営する新新設「エキソアレ西神中央」として、4月のグランドオープンが決定しています。既に出店テナントの一部が公開され、今後、段階的に開業を予定。
リニューアルオープン前の改装工事が本格的に進められている様子が内装の養生から推察されます。
1階のグルメフロアも半分が閉鎖され、食品売場のパントリーも改装が進められていました。
段階的本格オープンの第一弾として、まずニトリが本日、エキソアレ西神中央の3階に開業します。通常、商業施設内に入るニトリは小型店のデコホームですが、エキソアレ西神中央店はフロアの大きさを活かして、フル規格の出店となります。
エキソアレ西神中央については、来週にも1階のパントリーがリニューアルオープンを予定し、3月にも一部のテナントが開業。そして4月1日には全フロアでの営業が開始されます。二大商業施設のリニューアルや駅周辺の公共施設新築で勢いづく西神中央。神戸市もコロナ禍の影響で人口流出に歯止めのブレーキが掛かりましたが、これを好機と捉えて、流入人口を増やしていきたいところです。
西神中央二大商業施設のリニューアルが進む エキソアレ西神中央は本日より段階的に各フロアをオープン
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もう7年ほど前と記憶していますが、リニューアルしたばかりのピエリ守山を訪れたことがあります。
各店舗とも売り場面積がとても広く取られており、有力なテナントが入ればうまく軌道に乗ってくれそうな印象を受けました。
実際、双日とサムティの実力で今のピエリ守山は盛況との情報を得て、同じく双日の運営になるエキソアレ西神中央も同じく盛況になって欲しいと願っています。
ピエリ守山の場合ZARAやH&Mが旗艦店レベルの売り場面積で入っていますが、エキソアレ西神中央はコロナ禍によるアパレル実店舗不況でアパレルは入っていませんので、プレンティのリニューアルにも期待したいです。
ただし、コロナ後にアパレル実店舗の需要がコロナ前並みに回復するか不明点も多いので、臨機応変な対応が必要になりそうですね。
「ピエリ守山」が劇的な復活を遂げていた!ネットミームを巻き起こした『元:明るい廃墟』の今を見る
https://saitoshika-west.com/blog-entry-8158.html
先の西神中央の記事でコメント差し上げた際に、子ども向けの気軽に利用できる小さな水族館があるといいのではと申し上げましたが、兵庫区に水族館のみなとやま水族館ができるようです。
まだオープンしておらず詳細がわからないので決定的なことは言えませんが、現時点では立地について「なぜファミリー層が多い西区や北区ではないのか。兵庫区の、それも湊川・新開地から距離のある湊山なのか」と感じました。
神戸阪急のロフトの改装の記事を拝見した際にはっきりと感じられたことは、「アフターコロナでの消費は、住宅の近く及び車で移動することを前提としたものが主流となり、買い物のために三宮に来てもらう神戸のスタイルは崩壊しつつある。少なくともまだしばらくは三宮の商業施設、特に百貨店は振るわないだろう」ということです。
この傾向は、三宮を中心とした市街地でのマンション建設が規制されている神戸市では、タワーマンション建設で市街地人口が増加している大阪市に比べるとはるかに顕著なものになるのは間違いないでしょう(だからJRも阪急も、神戸よりも大阪への投資が優先されているのでしょう)。
逆に神戸は大阪市と違って郊外の住宅地を有しているので、やはり人口が多い郊外の開発と利便性向上に真剣に取り組む時期に来ているように思います。
水族館に関してはマリンピア神戸の水族館の規模でいいので、内陸のためか水族館のない西区と北区にそれぞれの区の河川・湖沼に生息する淡水魚の水族館を設置するのはどうでしょうか。
海水魚では垂水のマリンピア神戸水族館や須磨のシーワールドと差別化できませんし、海水をわざわざ運んでくるのもナンセンスです。
内陸の区であることを活かした淡水魚の水族館であることが神戸では逆に珍しさにつながります。
運営もNPO法人に委託すれば経費はそれほどかかりませんし、車でのアクセスが主流になるはずですので必ずしも駅の近くである必要もありません。
淡水魚の水族館は大規模なものは滋賀の琵琶湖博物館、岐阜のアクアトトぎふなどがありますが、そこまでの規模ではなくとも高槻市のあくあぴあ芥川(無料)程度のものがあればファミリー層が週末に子どもを連れて行くのにぴったりだと思います。
みなとやま水族館
https://minatoyama.jp/
「高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)」ってこんなところ
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kakuka/kyoiku/tiikikyo/gyomuannai/aquapia/aquapiaakutagawattedonnnatokoro/1413339923001.html
都心の百貨店が魅力と勢いを失っているのはまた異なる問題として懸念されますが、郊外開発は神戸はそこまで遅れてはいないのではないでしょうか。淡水魚水族館はどこまで人気度を高められるかですね。海水魚と異なり、派手さが無いのは否めません。東山の学校跡地開発は近日中取材候補リストに載せていますので、また記事にアップします。