三宮

ミント神戸が開業15年を迎える 地下1階M’ KITCHENを全面リニューアル!パワーアップしたテナント集積に期待大



JR三ノ宮駅前の複合商業施設「ミント神戸」が今年で開業から15年を迎えます。三宮のランドマークと言えば、神戸国際会館、神戸阪急、そして昨年完成したばかりの神戸三宮阪急ビル等、様々な施設が挙げられるかと思いますが、現状においてはミント神戸が立地や機能を含めてそれらの中心的な役割を担っているように思われます(その株は恐らくJR新駅ビルが完成すると奪われる事になるかと思いますが)。開業12年となる2019年には内装改修やテナントの入れ替え等を含めた初の大規模リニューアルを敢行しました。

そして15年を機に今度は初の地下飲食店街のリニューアルを実施しました。



ミント神戸とJR三ノ宮駅-さんちかを連絡する通路を接続する東西地下通路はM’KITCHENと呼ばれるグルメストリートです。かつての神戸新聞会館時代には秀味街と呼ばれていました。



通路沿い左右に9区画のテナントが設けられています。今回のリニューアルによって一部の既存店を除き、大部分のテナント刷新を行いました。



生まれ変わったM’KITCHENの様子です。天井が大きく美装化されました。中央にウッドパネルと人工植栽を巧みに使って間接照明を配したデザイン性の高い天井へと転換されています。

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因みにこちらがリニューアル前の様子です。構造は大きく変わっていませんが、木製パネルと照明の光調の変更によって暖かみのある空間へと変化しました。



既存店舗もリニューアルで外観を一新しています。時々、お世話になる鰻料理の老舗「丸高」もシックな装いに変身。



トイレ周りの壁は煉瓦調のシートで美装化。



既にリニューアルに先駆けて昨秋より新店舗のオープンが相次いでいました。



このお洒落な外観の和食レストラン・カフェは「ヒンミツ醤油」。昨年11月にオープンしました。



更に今春にオープンする予定なのは「くそオヤジ最後のひとふり」。物凄いインパクトのある店名のラーメン店です。貝出汁スープのラーメンが特徴で大阪発祥です。サンプラザのメトロラーメンのようなスープを想像しています。



更にビーフカツの人気店「牛カツ京都勝牛」も3月上旬のオープン予定です。センタープラザ店はいつも行列が出来ています。グリル一平や洋食の朝日のビーフカツが美味しいですが、こちらはボリュームがあります。ミント神戸店も行列が絶えないのでしょうか。



M’KICHENはなかなか話題店や人気店を集めているようで、今後の賑わい増が期待出来ます。取材はまだ早朝でしたので、人通りは少なかったのですが、これらの新店が出揃った後のランチタイムは混み合う事必須でしょう。



ミント神戸はやはりその立地の良さからテナントのリーシング力は強いです。しかし今後、開発されるJR新駅ビルは相当に力を入れてくるでしょう。棲み分けが必要になりそうですが、新駅ビルが広域から集客出来れば、相乗効果を生む事も期待できるでしょう。

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POSTED COMMENT

  1. SANNOMIYA WORKER より:

    ここの改装はちょっと期待外れでした。
    奥行きが無いので、どの店も手狭で席もゆったりできないのは仕方ないですが。。
    ヒシミツはどこも夕方までの営業で、この場に出るのは疑問です。昼間に行くとお嬢さん方の行列でオジサン一人では気が引けますね。
    丸高はご飯が残念ですね。
    やっぱり、これからも、さんちか味ののれん街に足が向きそうです。

    • しん@こべるん より:

      ひんみつは夕方までしか営業しないのは残念ですね。行列ができるのは賑わいに貢献しているという点では◎ですが。丸高さんは久しく行ってませんが、ご飯良くなくなったのですか?

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