ライトアップタワーズ

ベイシティタワーズ神戸WEST竣工に伴う全面ライトアップの開始 都心の既存高層ビルライトアップ再開・促進制度設立が必要



遂に竣工し、居住者の入居が開始された新港町のツインタワーマンション西棟であるベイシティタワーズ神戸WEST。昨年12月に、頂部ライトアップの試験点灯の模様をお伝えしていましたが、入居の開始に伴い、フルバージョンの照明演出も始められました。



基壇部と頂部の双方にかなり凝ったライトアップ演出が施されており、ウォーターフロントの新ランドマークを意識した夜間景観への貢献が行われています。



新港町に建設された施設は、神戸市が夜間景観の向上とナイトタイムエコノミーの促進を図る施策を明確にした後に計画された為、どの建物も夜間の照明演出実施が必須になっています。



従って新港町はどこを切り取っても夜間景観の美しさが際立っています。



その中でもベイシティタワーズ神戸は、現在のところでは、エリアで最も高い建物であるだけに、しっかりとした存在感を示すと共に神戸の夜を彩る役目を果たす義務が課されられています。



試験点灯の際は、垂直に伸びるマリオンのみを鋭く光らせており、それはそれでシャープなイメージで良かったのですが、派手さはなく光量的に物足りなさを感じていましたが(三菱地所のザ・パークハウスのタワーマンション2棟がまさに控えめ過ぎる照明演出に力不足感がありました)、完成予想パースのイメージ通り、屋上フィンもしっかりと照らし上げた演出が行われています。



従って距離を置いて眺めてもはっきりと照明演出が行われており、ランドマーク性の高さも誇示しています。



これはEASTとのツインタワー化が非常に楽しみになってきました。



メリケンパークの東側の芝生広場越しに見るベイシティタワーズ神戸WEST。



中突堤越しに眺めるベイシティタワーズ神戸WEST。神戸関電ビルもライトアップを再開していますので、この2棟の照明演出によって印象がだいぶ明るくなりました。



神戸市役所1号館の塔屋もLED照明に更新されて常夜点灯となり、神戸海洋博物館やホテルオークラ神戸塔屋のライトアップもLED化。神戸ポートタワーのリニューアル完了後は更に完成度が高まります。あとはやはりNTT神戸中央ビルとNTTドコモタワーの常夜ライトアップ復活がどうしても欲しいところです。ブルーリボンの日等、期間限定でライトアップは行われているので、まずは週末からのみでも復活させて貰える行政から働き掛けを行うべきかと思います。またライオンズタワー神戸元町等、ライトアップを休止しているタワーマンションにも協力要請と電気代の補助金交付等も検討するべきかと思います。



撮影日は神戸港・メリケンパーク沖でサプライズ花火が行われ、偶然、立ち会わせていました。突然上がり始めた海上花火にビックリ。



何も花火を撮影する用意はしてなかったのですが、手摺の上で撮影しました。GWでメリケンパークやウォーターフロントエリアに集まっていた人々には良い休暇中のサプライズになったかと思います。

しかし今年も海上花火大会は10月の平日に分散型で行うのとの事で、夏の風物詩が無くなってしまったのは寂しい限りです。こうしたサプライズ型の花火については、今後も連休や週末に行って欲しい次第です。

関連記事
新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画 再び三点式パイルドライバ祭が始まる ウォーターフロントエリアの回遊性をどう高める?

2020年3月29日
こべるん ~変化していく神戸~
各工区で基礎工事が進む三宮新港町計画。工事の進捗に伴って一時、減少していた杭打機の三点式パイルドライバの稼働数ですが、ここに来て再び …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です