新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画・ベイシティタワーズ神戸EAST 地上躯体構築工事が進捗 WESTのテナント区画の現況は?



都心部最後のタワーマンションと呼ばれている新港町のベイシティタワーズ神戸。既に竣工したWESTに続き、東棟のEASTの躯体構築工事が進捗しています。



既に仮囲いの外からも地上躯体が確認できる程に成長してきました。



現在は地上2階部分の躯体工事を進めているところとなります。EASTの低層部にも店舗の入るテナント区画が設けられる想定のようですが、計画通りに進められるでしょうか。



南北に2機のタワークレーンが配置されています。WESTは2階レベルから上棟までに1年強の期間を要したので、EASTの上棟時期は来年のお盆あたりかと予想します。



従って来夏にはWESTとEASTのツインタワー状態を見る事が出来るようになる予定です。



臨港道路の景観もEASTの完成後はその様相を大きく変えるでしょう。長い歴史を持つ倉庫街が新ウォーターフロント街区へと変遷する過程を目の当たりにする事は幸運だと思います。



竣工したWESTですが、1-2階のテナント区画への新規出店の動きは現状、見られません。



向かいの駐車場ではラスイートが集客施設の建設を開始しました。新施設の開業効果によってもっと人の集まるエリアとして認知されていくと、自ずとテナントは入り始めるのではないかと思います。



もっと立地の良い新築ビルのテナント区画でさえも空室消化に苦戦してきましたし、コロナからの回復はまだその途上にあります。第2突堤のアリーナ建設も進行中ですので、少し時間を掛けて商業ゾーンを確立していく位で良いのではないかと思います。



2階の南側にもテナント区画があり、専用のエントランスも設けられています。



まずは界隈には皆無のコンビニ出店は必須なのではないかと思います。マンションの住民もオフィスの就業者も待ち望んでいるでしょう。また新港町にはまだカフェの機能もありません。先週の日曜日には久しぶりにKPM内のTOOTH MARTで昼食を摂りましたが、ほぼ満席の盛況ぶりでした。週末や休日の需要は高い事を実感。

夜間景観向上にも大きく貢献している物件です。ツインタワー化時には神戸のベイエリアに大きな存在感を与える事になるでしょう。
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