スカイマーク航空は今後の航空需要拡大を見込んだ成長戦略に基づき、運用機材数を増やしていく計画ですが、現在、9機を導入予定としているボーイング737-8(737 MAX 8)を更に6機追加で発注する事を発表しました。
ボーイング737-8(737 MAX 8)は、現在、スカイ社が運用しているボーイング737-800の後継機として、6機をリースで導入し、残りの9機を購入する形で、合計15機を新規で活用していく事になります。
更にスカイ社は、ボーイング737 MAXのうちで最大サイズとなる737-10の導入も計画しており、納品を待っている状況ですが、実際の運用開始は2027年以降と想定されています。
これらの新機材導入は、スカイ社が構想する国際線への再参入が念頭にあります。コロナ前には成田-サイパン線を運航した実績もありますが、再参入にあたっては、まだどの国内空港からどの都市への国際線を飛ばすのかは明らかにされていません。
段階や時期はともあれ、スカイマークが神戸空港に国際線を就航させる可能性は極めて高いと思われます。その場合、第1・第2ターミナルの双方にカウンターを設ける必要がありますが、第2ターミナルは設備的にもフレキシブルな対応が可能なカウンターになっています。
吊り下げモニターは自由に表示を変えれる為、各航空会社が搭乗手続が必要な時間帯のみにスタッフを配置すれば良いので、常駐は不要です。是非ともスカイ社にはまだチャーター便が就航していない都市へと神戸から国際線を飛ばして欲しいと思います。
円安ではありますが、比較的国内からの渡航需要が好調なうちに
以前成田から飛ばしていたサイパン便のほか、
グアムなどのリゾート地への神戸からの就航を実現させ、
他社との差別化を図り需要を独占する戦略もありかと思われます。