少し前の取材になりますが、恐らくまだそんなに大きな状況変化はないと思われますので、レポートします。神戸市庁舎4号館跡地に建設中の神戸ルミナスホテル三宮の現況です。兵庫駅前と西明石駅前にビジネスホテルを展開するルミナスホテルが旧居留地内の江戸町に同社の旗艦ホテルとなる地上19階建てのホテルを2017年12月の開業予定で計画しています。
前回1月の取材時には鉄筋カゴが運び込まれているのを確認しましたので、杭工事がもう完了している状態だと認識していました。作業工程を見ると、掘削工事は分かるのですが、今さら既存外壁解体という作業が入っているのに驚きました。
既設杭の撤去後、新たな杭設置まで進んだ結果、ようやく既存建物の地下階外壁の解体に至ったということなのでしょうか。
既存建物の地下外壁らしき構造物が見えます。またH鋼柱が天に向かってにょきにょき伸びています。この建物の構造はSRC造ということですが、これらの鉄鋼柱は躯体のものでしょうか。解体撤去と建物本体工事を含めて工期が約3年の長期に渡ります。まだ現状でもあと2年掛かる想定です。現在、工事を着手しているホテルプロジェクトの中では最も早く工事をスタートし、最も遅く完成します。インバウンド需要を早く享受できるよういち早い開業が望まれます。タワークレーンを拝めるのは蝉が鳴き始める頃でしょうか。
センター街近くを歩いていると驚愕の風景が目の前に飛び込んできました。生田ロードのケーニヒスクローネが閉店していたのです。閉店しているどころかその後継テナントにはなんとコンビニ!なんと嘆かわしいことでしょう。この場所は三宮の繁華街の一等地です。しかもカフェが入っていただけに建物のデザインも旧居留地風でこの場所にフィットしています。、そんな好立地でデザイン性の高い建物にコンビニを入れてしまうとは・・・。この場所ならテナントは引く手あまただったはずなのに・・・。
神戸市中央区江戸町計画新築工事 (神戸市庁舎4号館跡地)
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こういうモダンな建物にコンビニはやめて頂きたいですね。
これは酷い。。。
ルミナスホテル完成楽しみです
神戸企業にプライドはなくなったのか、寂しい。
ケーにヒスの後利用。コンビニ都市神戸の出来上がりじゃないですか。
神戸市都市景観形成条例みたいなもんがあってもこんなもんです。
上記のルミナスホテルにしても、たぶん屋上階を除けば60mほどの高さのビルで、タワマンだけでなく基本は京都のようなビル高さ規制が出来てしまった気がします。というか神戸が京都と同じ高さの建物規制になってるんですよ!
一部の阪急やJRの駅前ビルには緩和するでしょうが、こうなると建ぺい率一杯の公開空地のないのっぺらぼうのようなビルが乱立する危機が来ているとも思います。
一番危惧しているのはタワーマンションを建てられなくなったマンションデベロッパーが、山麓開発の名目のもとに忌まわしい階段マンションを山手に造ってしまうことです。わたしは異人館や京都の町屋も大好きなので、これら木の香りや作った職人の心持が随所に感じられる木造建築の横に低層であっても無味乾燥なコンクリートマンションができることがものすごく嫌いです。
明治大正の建築物は欧米の建築家の思想のもとに、景観に配慮された建造物が多く建てられました。今は昭和モダンなどといって昭和の建物も見直す空気がありますが、機能一点張りでなく味気ない建物が一番多く建てられたのは昭和です。平成の神戸は明治大正の建築家に倣って、建物の細かい意匠や人の心を感動させる建物が建てられることを願っているのですがね…。
上記、機能一点張りでなく味気ない建物→機能一点張りのです。
最近、誤植が多くてすいません…。
ここの工事は中々進捗しないですね。
掘ったり埋めたり。地下解体後に既存杭を撤去し、杭打ち前にまた埋め戻して杭打ち後にまた掘削…埋め戻さなければ杭を打てなかったんでしょうか?
好況のホテル業界にあってスピード感の無い事が気になります。地元のホテルですし良い波に乗って欲しいですね。
Uターンさん、masaさん、kenkenboobooさん
コンビニにも何等かの規制を設けるべきかと思えてきました。
sirokumaさん
そんなに複雑な工程を踏まないとならない理由があるのでしょうかね?