既存の旧神戸阪急ビル東館の地上部解体が完了し、地中の地下階や基礎等の地中障害物撤去工事が進められています。
現場に重機が投入されています。既に新ビル低層部の一部が完成している北東側の地中障害物撤去にも登場したドイツバウアー社製の自走式掘削機であるBG掘削機です。
このBGシリーズは高トルクのロータリーヘッドと押し込み力の大きな削孔装置を備えた油圧式万能型大口径掘削機です。BG-7〜30型まで大きさに応じて5つのラインアップがあります。今回、投入されているのは大きさ的にBG-7なのではないかと推測します。
前回のBG掘削機の投入かによる既存地中障害物撤去開始から新築建物の基礎工事が開始されるまでに3〜4ヶ月を要しました。今回は施工面積が前回よりも大きいのでもう少し時間が掛かるかもしれません。着工は6月位でしょうか。そこから鉄骨建方が始まるのが半年後と想定すると、来春位に残りの部分の低層部が完成してタワークレーンが出現し、それから怒涛の勢いで高層化が進むものと思われます。
個人的にさんきた通りを北に見た三宮の風景は都会的で好きです。右手に神戸阪急ビルが高層化してくるとこの景色もまた大きく変化するでしょう。
神戸市は来年度の予算で閉鎖中のさんきたアモーレ広場とさんきた通りの再整備に予算を付ける予定です。阪急駅ビル建設や神戸三宮駅の改修と共にこれらに接する広場や道路もリニューアル予定です。広場についてはデザイン案を公募し、3月中旬〜下旬に最優秀作品が発表される予定です。さんきた通りの改修はどのように行われる予定でしょうか。この通りもあまり通行量が無いので、いっそのこと、歩行者専用道路としてしまうのもありかと思います。
神戸阪急ビル増築工事 既存ビル南西側の地中障害物撤去が進む
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