刻一刻と外観の完成を目指して工事の進む神戸阪急ビル東館。三宮の新ランドマークはその勇姿を定着させつつあります。
昼夜の工事でその建設スピードは目を見張る勢いで進行しています。2機のタワークレーンがフル稼働していますが、外装の完成と共に1機は解体されるでしょう。
垂直のマリオンが下から上まで一直線に繋がっています。残るは塔屋階のみとなりました。
遂に最上階の29階にアルミカーテンウォールが取り付けられました。展望ロビーとなるこのフロアからは270度以上のパノラマを楽しむ事ができます。
ホテルフロアを囲むようにアルミカーテンウォールがコの字型に取り付けられました。
サンキタ通りからの三層に分かれた見上げはいつ見ても圧巻です。マリオンが29階まで連なった事で高さがより強調されました。
南側の様子です。
こちらも29階のカーテンウォールの取付が進みます。西側はスラブが飛び出しています。レストランの厨房やバックヤードが設けられる場所かと思いますが、ここにもカーテンウォールを採用するのでしょうか。
消滅が間近い三宮ターミナルビルと外装の完成が近づく神戸阪急ビル。対比がマックスの状態になっています。2棟の駅ビルがツインタワー化するのは今から何年後でしょうか。
久々に生田新道から望む神戸阪急ビル東館です。ホテルフロアのエレベーターホールがあるビルの西端は29階の更に上までカーテンウォールが取り付けられています。デザインのアクセントとして塔屋もカーテンウォールにするのでしょうか。来月には低層部を除く外観は完成しそうです。
神戸阪急ビル増築工事 29階のアルミカーテンウォール取付進む 完成形が見えてきた!
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この阪急三宮駅ビルはもの凄く存在感のあるビルになりましたね。ミント前から眺めるとJR以北の西側に超高層ビルがあまりないため新ランドマーク足りえています。ここまで出来上がるとフォルムも悪くない、下部の旧駅ビル部分も全体のアクセントになっていて面白い。
またマリオン、アルミカーテンウオール部分が入り組んで細かい造形になっていて見飽きないです。
道行く通行人もかなりビルの完成が気になる様子です。
来春のグランドオープンが楽しみですね。
こうなると目前で行われている解体中のJR駅ビルに否が応でも期待が高まります。ここまで開発構想を一向に発表しないことは気になりますが、この阪急駅ビルグランドオープンが人気を呼べば、JRも黙ってはおれなくなるはず。
わたしは阪急ビルの様子見をギリギリまでしていると読んでいます。
また神戸市の第三セクターによる三宮バスタビルが高さ163mの構想発表したので、この阪急ビル、バスタビルを凌ぐ体裁が必要でしょう。、
出来れば神戸初の200m超の駅ビルになって欲しいです。
私もJR駅ビルには神戸最高峰を目指してもらいたいと思います。マンションであるシティータワーが最高峰ではカッコつきませんから。
ただビルの構成をどうするか頭の痛い問題ですね。今まででしたらホテルの階数を増やせば有る程度稼げたのですが、コロナの影響をどこまで考慮するかで変わってくるでしょう。
そのためJR西はコロナ収束の目処が立つまで詳細は発表できないかもしれません。
新幹線をはじめ鉄道事業の収益の回復も未知数ですし。