老朽化が進んでいる中央港湾労働者福祉センター等の総合福利厚生施設を新施設に統合することを目的として、新港第3突堤基部に建設が予定されている「総合福利厚生施設(仮称・ポートセンター)」。このデザイン案プロポーザル選考が行われ、最優秀者が決定しました。
プロポーザルは10者から提出されたようです。選ばれたのは安井建築設計案。角部にアールを持たせて先進性と周辺部にある歴史的な建物への調和も加味された意匠と言えるでしょう。他案が公開されていないので比較はできませんが、なかなか好感の持てるデザインです。
アール部は3層吹き抜けのエントランスホールとなっており、ここでイベントも開けるような設計になっています。アール部の中にある大階段といい、まるで朝日会館や国際会館の低層部を彷彿とさせる造りですね。
夜間の照明演出もシックでいい感じです。建替を控えている阪急神戸ビル東館の低層部もこんな感じのデザインになると嬉しいです。アール型の建物とあって竣工間近の新・阿波銀行神戸支店にも通じるものがあります。
安井建築設計と言えば、神戸の都心部では旧オーガスタプラザ(現プロメナ神戸)や旧太陽神戸銀行本店ビル(現三井住友銀行神戸本部ビル)等、デザイン性の高い大型ビルが代表的な作品です。
新港第3突堤基部「(仮称)ポートセンター」のデザイン案コンペ優秀者決定
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みなと元町駅の協議結果がでていました。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/registration/shinsei/sumaimatidukuri/matidukuri/minatomotomachi.pdf
とまさん
想像以上に建物が大きいんですねぇ
とまさん
情報ありがとうございます。ちょうど記事にしようと思っていました。
ひろチャソさん
次の記事に載せますので、そちらへコメントをお願いします。
安井らしい真面目な設計で好印象です。
あとはソフト面で人を引き寄せられるかが問題ですね。
開港120周年記念で建てられたフィッシュダンスは
今や世界一の建築家による日本唯一の作品となっていますから、
それと比べてしまうとインパクトに欠けてしまいますが、
新国立競技場のコンペのように挑戦的な建築が日本では求められなくなっているので、
こればかりはしょうがありません。すこし寂しい気もしますが、、、
ウォーターフロントがまた少し華やかになりますね。
延床面積 4,600㎡。肝心な工期工程ですが、来春着工で2017年度中の完成を予定しているようです。運営者もあまり制約を設けずに公募でお願いしたいな。
それにしても、このパースに描かれている人ですが小っちゃすぎませんか?
つい最近今のビルに入っている事務所に行った時にボーリング調査しておりました。
北の駐車場部分も建てるから建築面積が数倍になるわけですな。楽しみに待つと致しましょう。
taku6188 さん
ハコが立派でも集客できなければ意味がないですからね。特にこのエリアはまだ閑散としていて人通りも皆無です。
sirokumaさん
活性化にどうつなげていくか市の手腕が試されますね。確かに4階建の建物にしては大きい感じがしました。
Uターンさん
既存ビルの解体も近いのかもしれませんね。情報ありがとうございます。
umaさん
周囲の近代建築とも調和できる建物になりますね。