都心部で唯一建設中のタワーマンションであるザ・パークハウス神戸タワーは地上33階建の超高層建築となる予定です。RC造の躯体は3フロアずつ成長しています。神戸駅前広場からも存在感が高まっている様子が確認できます。
多聞通とハーバーロードの交差点からもその存在感は周辺においても既に圧倒的になりつつあります。
ホテルシェレナ跡地のタワーレジデンス群と相まって壮観な光景が出来つつあります。
現在、躯体工事は19階に達しています。いつの間に半分を過ぎていました。あと14層です。低層部の保存壁の取り付けも同時進行で進んでいるのでしょうか。
ハーバーロードの南側からの様子です。既に向かいのパークホームズよりも高くなりました。
ポートタワーから見ても高さが出て来たので見映えがするようになってきました。上棟するとどこまで高さが出てくるでしょうか。最高高さはタワークレーンのジブの先あたりでしょうか。
神戸市はタワーマンションの管理に対する認証制度を全国初導入する仕組を検討しています。分譲マンションの管理についてはタワーに限らず社会問題化しつつあるのは事実です。タワーは資産価値の高い好立地にあれば売買が促進され、寧ろ中小マンションよりも質の高い状態で維持されます。しっかりとした修繕積立金が確保されるよう管理制度を設ける事には賛成します。しかしこれはマンションに限らず都心部の大通りや人目につく場所に立地する不動産・建築物に全てに対して義務付けられるべきです。老朽化によって著しく周囲の美観を損なう建物の出現を回避する為、修繕改修を行う資金の確保・積立とその実施を条例化すれば、利益のみを追求し、美観は二の次になっているような建物の駆逐に一役買うのではないかと思われます。
ザ・パークハウス 神戸タワー 神戸市中央区相生町1丁目計画 躯体工事は19階まで進行中
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このパークハウス神戸タワーは重厚感のあるタワマンですが、ファミリアホール解体に反対した市民団体はホール全景に食い込む形のタワマン形状を提案しいて、それならなんら問題はく、反対運動はなかったと思います。
パークハウス神戸タワーが50階程度になり、高さ150mぐらいになってもう少しスリムになれば設計出来たと思いますが、そこで浮上するのが高さ制限です。容積確保するのに縦横の比率上出来ないために、結局腰巻きスタイルになったのでしょう。
住宅都市局はこう言った場合、ちゃんと抜け道を作っておけば法に縛られずに色々と建築指導や規制の幅が広がったと思んです。
規制するよりも緩和する方が、より優れた結果を生み出すなら条例化しても許容範囲があるものを目指すべきです。
結果、デベロッパーが悪者扱いと行政の責任逃れはやめましょう。