阪神「西元町」駅の地上へ上がると、元町商店街の西端で着々と竣工準備が進む「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー(地上19階・地下1階、総戸数101戸/店舗1戸)」の姿が目に入るようになってきました。かつてこの地にあった「第一グランドホテル西元町(旧ホテルシェレナ西館)」の跡地開発における“最終章”として、その外観やディテールが徐々にベールを脱いでいます。

旧ホテルシェレナ跡地の再開発は、長い年月をかけて段階的に進められてきました。その最後に登場したのが、和田興産と東レ建設の手掛ける本プロジェクト「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー」です。
敷地面積約1,000㎡に対して、延床面積約10,800㎡を誇る地上19階建て。高さ約60mクラスのいわゆる“ミニタワマン”規格でありながら、元町商店街の西側アーケード入口に直接面する「顔」としての存在感は圧倒的です。

三宮中心部のタワーマンション新築規制に伴い、開発の波が西側の「JR神戸駅周辺」や「西元町エリア」へ一気に拡大していますが、本物件はその流れを決定づける象徴的な存在と言えます。

ハーバーランドの利便性と、元町商店街の情緒、さらに三宮への徒歩・自転車圏というバランスが、近年の実需層・パワーカップル層のニーズに完全にマッチする職住近接の「西元町再評価」とホテルシェレナ跡地やその周辺に豊富な開発用地が存在していた事が、エリアにタワーマンションが集中する要因のなってきました。

そこに輪を掛けたのが、三宮や都心コアエリアでの居住誘導抑制策。これが現在のJR神戸駅周辺から相生町・元町通にかけての空前の分譲レジデンスラッシュを引き起こす要因となっています。

今後、注目していきたいのが、低層部のアーケード接続と周辺の商業ポテンシャルです。本物件の1階・商店街に直接面する部分には、約60㎡(約18坪)の店舗区画が1戸配置されています。

元町商店街の西側エリア(元町通6丁目周辺)は、東側の1〜3丁目に比べると落ち着いた老舗や住宅寄りの店構えが多いゾーンです。ここに入るテナントが「普段使いのカフェ」になるのか、「クリニック・調剤」あるいは「上質な物販店」になるのかによって、商店街西端の人の流れ(歩行量)が大きく変わるポイントになります。

マンション建設地の東側には、将来的な商業利用が期待されるまとまったスペースが確保されています。住居オンリーにしてしまうのではなく、1〜2階レベルで低層商業の連続性を保つ試みは、アーケード商店街の活性化とマンション価値の維持・向上においてきわめて重要な施策です。

洗練されたファサードデザインは、元町商店街のアーケード側からも、花隈・西元町側の通りからも新たなランドマークとして映ることでしょう。 単なる「駅近タワマンの供給」にとどまらず、「歴史ある元町商店街の西のゲート(門)として、賑わいをいかに途切れさせずに次世代へ引き継ぐか」。

「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー」の完成とテナント開業、そして周辺の商業展開は、神戸駅東側エリアの未来像を占う上で、引き続き完成まではまだ目が離せない注目のプロジェクトです。
(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー」竣工に向けてベールを被っていた低層部の完成も近づく!
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