神戸空港

スターラックス航空が神戸-高雄線を開設 1日1往復便 台湾三都物語をコンプリート


神戸市と台湾のスターラックス航空は、神戸-高雄間に毎日1往復便を新設すると発表しました。2027年1月1日より就航し、ダイヤは以下の通りです。

神戸 (UKB) – 高雄 (KHH) 13:15 – 16:00高雄 (KHH) – 神戸 (UKB) 08:25 – 12:15

既にスターラックスは、神戸と台北、台中を結んでおり、高雄との路線開設で、台湾三大都市を網羅し、神戸と台湾の結び付きがより一層強まります。



投入される機材は、他路線と同様にエアバスの「A321neo」(188席)。スターラックスは、神戸以外、新千歳、函館、仙台、成田、中部、関西、高松、福岡、熊本、那覇、宮古島の計12空港と台湾を結んでいます。また現在、台北・台中・高雄に飛んでいるのは皆無。スターラックスにおいては、神戸が初の台湾主要三都市と結ばれる就航地となり、台湾三都物語をコンプリートする事になります(続いて、那覇も同三都市と結ばれる予定です)。



既に就航している神戸と台北・台中を結ぶ直行便の搭乗率は約9割に達しており、その好調ぶりが伺えます。高雄線も同様の搭乗率が期待できるでしょう。この路線開設で、神戸空港の月間利用者数を約5,000人押し上げると想定されます。台湾からの訪日客は25年に最高値を記録しており、高雄線はこの勢いに乗じた戦略と言えるでしょう。日中間と異なり、日台間の関係は良好・安定している為、感染病や急激な円高等の要因がない限り、この流れが急に変わる事もないかと思います。



電光表示に「高雄」の文字が刻まれる日も近いですね。台湾は、神戸市が最も訪日客増促進に力を入れている国の一つです。神戸は台湾からのアクセスも良く、こうした直行便の開設によって、リピーター需要を掘り起こしやすい環境が整ってきています。神戸は、日本への初旅行者が求めるゴールデンコースに入る事はありませんが、リピーターには強く好まれる傾向にあります。



足元では、神戸空港の国際線利用者数は成長を続けており、7月には過去最多の約5万8000人を記録。コロナ禍前にクルーズ船が神戸港に寄港しても、下船した観光客はバスに乗って大阪や京都に繰り出し、神戸への波及効果は薄いとされ、神戸空港も玄関口としてのみ機能し、神戸は素通りされるという懸念は国際チャーター便の就航開始と共に払拭されました。同空港に就航する路線が増える程、神戸の観光客も増え、経済効果を生む流れが定着しつつあります。



2030年春を国際定期便就航開始と設定すると、もう残り3年半に迫っています。30年にはひと通りの三宮再開発のプロジェクトが完成し、街の玄関口は人々を迎え入れる準備が整いますが、肝心の空港や、空港から街へのアクセスについては、まだ決定している事はありません。ターミナル2の拡張については、基本計画策定支援業務の委託先候補者の選定を月末までに行う予定です。今後も期間限定便だけでなく、各就航地と事実上の定期運航便を2030年までにもっと増やし、700万人の早期実現に向けて、前倒しのスケジュールで達成できるよう空港戦略を推し進めて欲しいと思います。

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POSTED COMMENT

  1. こべっこ より:

    スターラックスの就航空港ですが、熊本が抜けてます。計12空港なはずです。
    また台北台中高雄と3都市就航してる都市として那覇が挙げられてますが、これがスターラックスの話ならば那覇にもまだ高雄便は飛んでません。神戸と同日就航で神戸往復のあと那覇便に同機材が折り返す形です。神戸がスターラックスにとって高雄空港も拠点化すると発表して最初の公式会見による就航地であり、今のところ高雄を出発するスターラックス機としては神戸が初便になる予定です。

  2. S.Y. Kobe より:

    神戸空港の存在意義は空港母都市神戸に経済的・不動産的恩恵を与え続ける事。空港直結の都心三宮はオフィスビル供給が活発化し、市内外から有力企業本社の集積が進んでいます。今回の高雄線も台湾第2の経済都市と直結しビジネス交流が期待出来ます。

    インバウンド客は神戸空港に期待される多くの項目の一つに過ぎませんが、それでも外国人宿泊者数も神戸空港が国際化された4月以降に急増しています。ゆっくりと増えてゆけば問題無いと思います。

    空港アクセスの改善も急がれますが、神戸空港は100%神戸市予算で造られた空港であり、都心三宮を経由しないルートはあり得ません。母都市神戸の都心を経由せず、他都市直結ルートが語られる事がたまに有りますが、さすがに本末転倒の間の抜けた話だと思います。

  3. EYESTAR より:

    今回の高雄線就航決定も、これまでの両都市間の緊密な交流や
    神戸空港推進派の若手市議の尽力等が実を結び初めて
    成しえた成果であり、一朝一夕では不可能であることを
    改めて認識した次第です。
    何はともあれ、多くの神戸空港利用者が高雄直通便の利点を
    享受し、観光やビジネス交流に大いに役立てられることを願います。

    現在官民連携で進められている、東南アジア諸国などの
    新規路線開拓も決して容易なことではないでしょう。
    いかに神戸就航のメリットを強く訴えかけられるか。
    後背人口の多さや、関空に比べて着陸料が安価である点に
    加えて、世界の航空会社に対して感情を揺さぶることが
    できるようなプレゼンの可否にかかっているのではと思われます。

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