三宮の新しいランドマークとなるJR三ノ宮新駅ビル。建設工事も駅ビル本体の基礎や地下躯体構築に向けた杭工事に移行しており、地上部の工事開始へと着実に工程が進められています。いよいよ2週間足らずで年も変わって26年になると、新駅ビル完成予定の29年に対して残り3年代に突入し、遠いと思われていた駅ビル開業時期が刻々と迫ってきている事を感じさせます。

フラワーロードの東側歩道も封鎖されて仮囲い内に取り込まれました。税関線上の歩行者デッキを新たに架橋する為でしたが、当時に駅ビル建設と歩道の刷新も含めて工事が進められる模様です。

現場で施工されている場所打ちコンクリート杭の鉄筋カゴ。杭の上部で、白い部分が杭頭として躯体の柱に接合する事になります。

現在、丸五基礎工業の施工により、こうした無数の鉄筋カゴが掘削孔の内部に建て込まれています。

基礎の構築完了後、これまた難工事が予想される地下階の躯体工事が待っていますので、地上部の鉄骨建方が開始される時期はまだ1年後位なのではないかと思われます。

既に地下階の構築が先行する北東側の「人のひろば」。交通広場と人工デッキの2層から構成される新たな駅前広場は地下階に駐車場や駐輪場、地下通路を備える予定です。

地下階の床が出来上がってきました。もうかつての駅前広場を思い出す事が難しくなってきましたね。ロータリーを南北の縦型に変更しても従来と同じ位のロータリー面積を確保する事ができそうです。地上と2階レベルで限られた土地を効率的に活用し、交通利便性と賑わい創出の双方を両立します。

新駅ビル内の商業施設に対する期待値も高いですね。JR広島駅ビルのミナモアも非常に高い集客力を示しているようです。三ノ宮はルクアの2号店になるのか、それとも独自の駅ビル施設名を冠するのか。

AIに三宮クロススクエアと中央改札を結ぶ新駅ビル内の南北通路を描いて貰いました。2層吹き抜けの通路になるものと思われますが、ここまで幅員や天井高の大きな空間にのるでしょうか。

天然木材を多用してもう少し温かみのあるデザインにもトライして貰いました。南北通路には上階があるのでトップライトは設けられないとは思いますが、フラワーロードから中央改札や東改札を東西に貫く駅ビルとの間の通路がこんな感じになると非常に良いですね。今は通路が狭く人も多くて通行が大変です。

中央改札も耐震化工事で以前よりも綺麗にはなりましたが、駅ビルの建設と合わせてコンコースやホームも含めて全面的に刷新して欲しいと思います。
JR三ノ宮駅ビル新築他工事 駅ビルの杭工事が進行中 駅ビル内の様子を思い描いてみる
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