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11月8日に閉鎖されたJR三ノ宮駅前の噴水広場でエレベーターと階段の新設工事が進行中です。これは三宮ターミナルビルの解体工事に伴って駅南側の動線が遮断される事を防ぐ為の動線確保工事という位置付けです。仮囲い内では現在、既存デッキの一部と接続するエレベーターや階段の基礎が構築中です。
ターミナルビル前からそごうに伸びるデッキのスロープ下が四角形に掘削され、内部に鉄筋が配筋されて型枠が組まれました。どうやらここにエレベータータワーが新設されるのではないかと思われます。
そしてそのエレベーターの基礎が構築されている南東側でも深く掘削が行われています。
地中にあったコンクリートの側壁が見えています。駅前広場の地下にある駐車場の一部でしょうか。新設階段がここに出来ると仮定します。
すると既存デッキのこの出っ張りの部分に接続する事になります。
エレベーターや階段の位置を考えた場合、中央改札への新しい通路がどう敷かれるのでしょうか。現在の仮囲いのある場所は今後もビル解体の現場事務所や資材置場としても確保しておきたい筈ですし、解体が完了すればこの場所は新ビルの建設用地として必要になります。
内部の解体が進行中の三宮ターミナルビルには開口部のあった部分に神戸観光や都心再整備のプロモーションのシートが貼られました。
BE KOBE 神戸は、人の中にある。
JRのロゴと共に神戸市のキャッチフレーズやメリケンパークの写真が貼られています。これまでも神戸阪急ビルの建て替え現場の仮囲いに都心・三宮NEWSが掲示されたりしていますが、JRでも似たような主旨のプロモーションを開始したという事でしょうか。JR駅ビルの建て替えを巡ってはJR西日本と神戸市の協議が進んでいない事が要因となって未だ新ビルの計画概要発表に至っていないという背景があると見られる中、JR側が神戸市の都心再整備のプロモーション掲示に協力したという事が少し意外でした。
無論、JR側も三宮の再開発を中期経営計画のメインプロジェクトの一つに位置付けている訳ですから、できる限り早期のプロジェクト化は望んでいるはずです。
三宮クロススクエアのイメージパースも掲示されています。
このパースは三宮交差点から北側を眺めた構図で描かれている為、新しいJRのターミナルビルのイメージも含まれています。勿論、このパースは描き手の完全な想像の域を脱しませんが、コーナー部はアール状になっている点やクラシックモダンなデザインというのはあながち大きく外れているものでもないと思われます。またJR側もこれを掲示するのにまんざらでもないという立場でしょうか。噴水広場の仮囲いにもBE KOBEが掲示されています。事業者が協力して再開発機運を盛り上げようとするのは大歓迎です。
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イメージパースいいですね
今は駅周辺の導線の悪さや老朽化した建物による景観破壊、場末感が目立つので
三宮が歩いていて気持ちが良い街になる事を願っています