直近では4ヶ月前の5月に訪れたばかりのヴィーナステラスですが、プロジェクトに色々と動きが出てきたので、再度、山から見下ろした神戸を見てこようと思い立ち、短期での再訪となりました。この日は秋晴れで湿度も低く、景色は比較的鮮明でした。
最も動きが大きいのはやはり再開発の進行する三宮の駅周辺地区です。現在、雲井通5丁目とJR新駅ビルの建設が進行しています。
雲井通5丁目のバスターミナルI期ビルの現場にはオレンジマストのタワークレーン3機が稼働しています。シティタワー神戸三宮との位置関係が判明しました。高層部は右端のタワークレーンの位置に立ち上がります。
OPA2のある雲井通6丁目北地区は手前になるので、ツインタワーが構成されても、ヴィーナスブリッジから眺めると、2棟が重なり合う形になりそうです。タワークレーン先端のジブの高さは110m程でしょうか。左下に既に鉄骨躯体が見え始めています。
JR新駅ビルについてはまだ殆ど見えませんが、クローラークレーンの一部が確認できます。この位置にビル本体が立ち上がってくると、神戸三宮阪急ビルと重なり合う事になります。
ひとまず計画されていた建物は全て完成した新港突堤地区。今後、水域のマリーナ整備の着手が待たれている状況です。
兵庫県庁は右端の1号館跡地に、県民会館と合築される新庁舎が建設される方針が示されており、一定度の高層化が予想されます。高さは最高でも南接する兵庫県警本部ビルを上回る事はないかと思われます。2号館や県民会館跡地は民間事業者による開発や施設運営が進められる方針です。元町の活性化を担う重要プロジェクトとなります。
神戸駅周辺では駅前広場再整備を中心として、20階前後のタワーレジデンスが3棟、建設されています。左下のタワークレーンはワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワーの躯体工事で、まもなく10階に到達します。残りの2棟のタワークレーン登場にはまだしばらく掛かりそうです。
神戸駅周辺では、ABCハウジング跡に新たな企業ビルが建つ話が出ています。既に同様の形でサンテレビをポーアイから誘致したNTT都市開発。再び人工島からの企業移転となるのでしょうか。出来れば市外からの誘致が望ましいところです。
いよいよ市役所新2号館の準備解体工事も始動し、雲井通6丁目も始動に向けての動きが見られ、都心再開発の大型目玉プロジェクトが続々と前進し始めました。ヴィーナス・テラスからの眺望も今後5年で大きく変化していく事でしょう。
ヴィーナス・テラスから眺めた神戸都心 2025年秋
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