大和ハウス工業がポーアイII期地区・神戸医療産業都市内に計画するウェットラボを中心としたレンタルラボ施設「DP-Lab KOBE」の新築工事が本格化しました。計画されている建物の規模は地上6階 延床面積約8,000平方メートル。
既に3点式パイルドライバとクローラークレーンが投入されて、杭工事が進行しています。
今更ながらですが、施工は浅沼組が担当。大和ハウス工業のプロジェクトであれば、通常は自社の建築部門が施工するのではないかと思いますが、何故か今回のケースは他社に発注しています。
レンタルラボという建物が特殊なのでしょうか。建物の構造という切り口では他の建物と同じなのではないかと思うのですが。人手不足による人員的な背景等、何か特別な理由がありそうです。
杭工事の真っ最中でした。この建物には既製杭が使用されています。
まもなく竣工を迎える東隣の神戸大学のバイオものづくり共創拠点とは2階部分で連絡し、計算科学センター前駅周辺の施設は全てデッキネットワークで結ばれる予定です。
三菱商事他が同じく南隣で計画しているレンタルラボ施設「アイパーク神戸」はまだ着工する気配がありません。地質ボーリング調査を終え、設計の最終段階に入っているのでしょうか。今後も周辺市有地の分譲には民間事業者が設置するレンタルラボ施設の建設が増えるのではないかと予想します。集積が更なる集積を呼ぶ環境ができています。
DP-Lab KOBE 新築工事 大和ハウス工業のレンタルラボ施設 重機による基礎工事が本格化
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