旧居留地内で建設され、いよいよ竣工が迫っているWDB三宮ビル改めWDBホールディングス本社ビルの外観全体が遂にお披露目となりました!
中央に3本のコリント様式の列柱が並ぶ南側のファサード。旧居留地内でも指折りの非常にシンボリックな外観となっています。
3層を貫いて並ぶ列柱。その下にメインエントランスのあるピロティ。神戸に本社を移すWDBホールディングスの新拠点を司るに相応しいデザインです。
クラシックとモダンが共存する旧居留地において、新たなランドマークが出現し、エリアの景観にも大きなインパクトを与えています。
更に南側コーナー部にはシンボルツリーが植樹される予定であり、地中深く掘削が進められています。
新本社ビル内には社員食堂も完備される模様です。兵庫県内の企業の神戸移転か相次いでいますが、今後は神戸に本社機能を移す県外企業も増やしていく為に、更なる良好なビジネス環境の整備と構築が必要です。
企業進出には、①良好な交通アクセス ②豊富でまとまった床面積を確保できる最新オフィスビルのストック ③優れた人材を多く集められる環境が必須条件です。①と②は既に充実しており、③も三宮の再開発が後押しとなり、27-29年には新規供給が相次ぐ予定です。③により企業集積が進めば、更に新たな再開発需要が生まれ、オフィスビルの建設も促進されるでしょう。大阪ではオフィス賃料高騰率が世界トップになったそうです。高い賃料を嫌う企業が交通アクセスの良く、リーズナブルな神戸にオフィスを移す例も増えていく可能性が生じます。その為にはもっと最新オフィスのストックが必要です。駅周辺の好立地にある老朽ビルの建て替えや集約は今が大きな好機かと思われます。
遂に外観全体が現れたWDBグループ本社ビル 今後の企業移転促進には最新ビルのストックが必要
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