2030年の完成を目指して開始されたJR神戸駅前広場再整備プロジェクト。まず着手したのは、駐輪場の整備工事で、既存の駐輪場跡地に地下タワー式駐輪場を構築しています。
既に以前あった駐輪場の上屋の解体撤去は完了し、本格的に地下駐輪場の工事が開始されています。施工を担うのは、JR西日本グループの大鉄工業。
地下タワー式駐輪場となる為、完成すると地上部は自転車の入出庫ブースのみとなる為、広場の一部化し、非常にスッキリとしています。
その地中深くにはタワーが埋設されています。合計3基のタワー駐輪場が整備される予定です。
設置施工のステップの解説です。まず専用杭材を円筒状に圧入した上で内部を掘削し、次に機械装置を設置した上、最後に入出庫ブースを設置するという工程です。
仮囲いの中では既に1基目用の山留壁が構築されています。既に杭の圧入が完了し、内部の掘削を開始している模様です。
入出庫は非常に簡単なようですが、地中奥深くのユニットに収まっている自転車が手続開始から出庫されるまでにどれ位の時間が掛かるのでしょうか。自動車のタワー式パーキングだと、入出庫中は予約は出来ても、実際の搬出は一台ずつで、待ち時間が掛かります。
駅前広場全体の俯瞰イメージでも左下に駐輪場の入出庫ブースが確認できます。
工期はまだあと約2年弱あります。神戸駅前広場再整備は、その後の3年で劇的な変化を遂げる計画です。地下駐輪場が完成すると、その地上部にバスターミナルを整備する事ができます。バスロータリーの移設後にはいよいよ大屋根周りの工事を進める事が可能となります。段階を踏んでの再整備です。
JR神戸駅前広場再整備・地下駐輪場整備事業 1基目を本格着工中
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