雲井通5・6丁目再開発

新バスターミナルビル周辺デッキ工事 27年3月末の完成予定


三宮駅前の再開発ビルの建設に伴って、これらのビルを接続する為、中央幹線沿いに新たな歩行者デッキの建設も開始されています。



雲井通5丁目の再開発ビルを施工するのは大林組ですが、デッキはビルに直結する為、デッキ本体の施工を行う施工者も大林組が担当しています。デッキ工事の工期は27年3月末までと、ビル本体工事よりも前に完成するようです。



バスターミナルビル南側の中央幹線の歩道も閉鎖された事により、鉄板の仮囲いは撤去されました。

デッキの橋梁工事は大林組が行うものの、デッキのデザイン屋根の施工については、別途、施工事業者を決定する入札公告が実施されています。



公開されたデッキの平面図です。JR駅ビルからマークラー神戸ビル前までの約700mに渡ってデッキが建設されています。



北側の歩道に沿って新デッキが建設される計画ですが、更に中央幹線を跨いで南側にアクセスする複数の歩道橋が架橋される予定です。



既存の小野柄歩道橋は新たな南北歩道橋と結合し、数年前に新設されたエスカレーターはそのままに橋を東進させる計画です。



最東端はマークラー神戸ビル前に達します。



マークラー神戸ビル前は階段とエスカレーターが設置される計画です。



デッキの上には、木フレームを交差させ、ガラス板を組み込んだ屋根を設置します。



ミント神戸前には小野柄歩道橋と接続するデッキが既に存在しますが、このデッキを再利用しつつ、屋根が新設されます。



ポートライナーの高架軌道の下を潜る形でデッキが通る事になります。既に小野柄歩道橋が南側に同様の形で高架下を潜り抜けています。2本の東西デッキが南北に並行する予定です。



デッキの立面図です。東急REIホテル前にも階段が設置される予定です。



JR駅ビルに接続する部分については、駅ビルを施工する竹中工務店が担当しているものと推測します。調整はUR都市機構が行っています。バスターミナル周辺デッキはバスターミナルビルと同じ27年度、JR三ノ宮新駅ビル南デッキと税関線横断デッキは29年度の完成予定です。

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