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ポートアイランドII期地区で大型施設の建設工事が進行中です。現在、鉄骨建方の最中で、建物の規模が判明してきました。
敷地面積は約7,033平方メートル。建物規模は地上4階 延床面積14,716平方メートルの建物の用途は物流倉庫・事務所です。
施工を手掛けるのは浅沼組。この施設の事業主は意外な企業である事が判明しました。長谷工コーポレーション、総合地所、そして京阪電気鉄道の3社です。
長谷工と総合地所は言わずと知れたマンションデベロッパー。京阪は鉄道事業者で、いずれも物流施設を運営するイメージのない企業ばかりです。事業の多角化を共同で図るという戦略でしょうか。
周辺では様々な工事が同時進行しており、さながら建設ラッシュの様を呈しています、
向かいで進行するのは、下水処理場の増築工事。ポートアイランド処理場改築更新事業が行われています。

旧施設は完全に姿を消しました。跡地利用を今後どうするのか。ポーアイの研究・業務・物流用地も既に限られた土地が残されたのみになり、新たな開発用地の出現は希少価値が生まれるでしょう。

大阪湾岸道路の西伸部によってポーアイの物流拠点としての価値も高められるものと思われ、今後も大型物流施設の集積は継続するのではないかと思われます。不動産企業や鉄道事業者の物流業界への新規参入はトレンド化するのかもしれません。
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