ポートアイランドII期

バイオものづくり共創拠点の建設工事 地上躯体構築工事が進行 微生物を活用したバイオ産業クラスター化へ前進



ポートライナー計算科学センター前駅近くで進んでいるバイオものづくり共創拠点の建設工事。基礎躯体工事が進行中だった7月下旬以来3ヶ月ぶりの取材となりました。



既に地上躯体の構築がかなり進んでおり、恐らくは上棟している模様です。



同施設は、神戸大学が設置するバイオ生産工学等にデジタル技術を融合させたバイオものづくり領域のオープンイノベーションやインキュべーションを促進するための研究開発拠点です。微生物を活用したものづくりは、各国で開発競争の激しい先端分野ですが、ポートアイランドでは、医療産業のみならず、こうしたバイオ産業の開発も盛んになっています。



ポートアイランドの開発用地は少なくなりつつあります。今後の用地売却は、ある程度の高容積率活用を促進する事を条件にすべきかと思います。



敷地南側はやはり駐車場等に活用されるのでしょうか。



隣接するKCMIの敷地南東で仮囲いが設置されて何らかの工事が進行しています。



KCMIとCLIKとの間で、基礎工事が進行しています。等間隔に鉄筋コンクリートの構造が構築されています。



建物間に歩行者デッキを新たに構築しているのでしょうか。それとも考えにくいですが、この小さな隙間での増床を行うのでしょうか。



医療産業クラスターに残された用地は減少しているものの、進出企業団体数はこの4年で減少・横ばいです。神戸空港の機能拡大や国際化によって再び増加に転じていく事が期待され、400社・団体突破を目指していきたいところです。

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