神戸大学が、ポートライナー計算科学センター前駅前で進めているバイオものづくり共創拠点の建設工事。ポーアイII期地区では、バイオ技術の研究拠点化もトレンドになりつつあります。
神戸大学の施設は着工からまもなく1年に近づき、建物外観の完成が見え始めています。
敷地南側は建物完成時には車寄せや駐車場になるものと思われます。2階部分には歩行者デッキが接続し、ポートライナー駅と直結する予定です。
ラボ施設の為、外壁には日除けのルーパーが取り付けられています。直射日光は研究の天敵なので、直射を遮りつつ、陽光を取り込みます。
ポートアイランドへの企業進出は続いていますが、先週、神戸市は米国サンフランシスコに拠点を置くツイストバイオサイエンス(Twist Bioscience Corporation)が神戸ハイブリッドビジネスセンター内に操業した事を発表しました。
進出目的は、同社独自のDNA合成技術を国内へ展開等するため。その拠点にポーアイを選択する事になりました。神戸医療産業都市は海外企業からも注目を集め始めている事になります。
バイオものづくり共創拠点の西側隣接地では、ダイワハウス工業がレンタルラボ施設の建設を計画していますが、まだ着工する気配を見せません。土地の売買契約成立から1年近くになりますが、そろそろ着工準備を開始して欲しいですね。
その向かいの土地を取得した長瀬産業の研究拠点についても更地状態が続いていますが、年末あたりより地質ボーリング調査を開始しており、水面下で設計等が進められている模様です。
バイオものづくり共創拠点の建設工事の進捗状況
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