年が明けて2025年になりました。雲井通5丁目再開発の完成は2027年12月の為、遂に開業まで3年を切りました。着工までに待ち構えた期間が長かったので、残る工期はあっという間ではないでしょうか。中・長距離バス乗降場の集約にかかる基本計画アドバイザーの公募結果発表が2017年3月と、既に早約8年が経過しているとは驚きです。
工事が先行する北側のサンパル跡地は昨年12月上旬に鉄骨建方の開始を確認していましたが、この1ヶ月で更に鉄骨工事が進みました。
地下3階〜地上1階の床に至る柱や梁の鉄骨が組み立てられています。
このまま北側を先行させて地上躯体の鉄骨工事を進めていく事になるのでしょうか。ようやくここまで来ました。
南側の乗り入れ構台も拡大し、基礎工事が進められています。
雲井通5丁目地区再開発ビル公益施設内装等整備事業の施工者について選定するため、総合評価落札方式による一般競争入札が行われ、これに大林組のみが応募・落札に至りました。再開発ビルの4階から10階には、市のホールや図書館といった神戸市が保有・運営する公益施設が入ります。
施設躯体の工事は大林組が特定建築者として施工していますが、公益施設部分の内装は公共工事となる為、競争入札が必要となりますが、大林組以外の施工者が応募する事はそもそも考えられないでしょう。
このまま工事が進行していくと、年内には4機以上となる複数のタワークレーンが投入された大規模な鉄骨工事が見られる事になるでしょうか。
再開発エリアの東側に接する葺合南146号線の整備も同時に進行しています。施工区間は旭通4丁目に接する部分も対象となっており、旭通通4の再開発時に行われなかった電線地中化が今回こそ進められる事を期待しています。
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 更なる鉄骨工事の進捗を確認
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