JR三ノ宮新駅ビル

さんちか1番街内新通路開通!供用開始によってJR三ノ宮駅ビル開発工事に伴う地下や地上の動線切り替えへ



12月1日(日)より長らく進められてきたさんちか1番街の改造工事の一部が完了し、東側の新地下通路が遂に開通しました!



午前5時半から供用が開始された新地下通路。特に大きな混乱もなく、早速、多くの人々が美しい通路内の通行を始めていました。



この通路の完成によって、地下鉄三宮駅コンコースから一直線でさんちかへと通り抜ける事が可能となり、地下エリアにおける南北間の動線と回遊性の向上が期待できます。



南北間の地下空間には高低差がある為、通路は緩やかな勾配のあるスロープとなっています。



新しい三宮の地下を象徴とする地下通路。デザインは先行してリニューアルされたさんちか2番街や夢広場と統一感のある色彩や建材を採用。明るく落ち着いた雰囲気に仕上がりました。



北側の入口周りの壁には両側にデジタルサイネージと緑化の装飾に間接照明が施されています。



中央から南側に掛けた東側の壁はショーウィンドウが並びます。壁の後ろにはテナント区画が設けられるのでしょうか。



西側は3月にオープン予定の紀伊國屋のショーウィンドウです。手すりが付いており、FIX窓になっているので、通路の途中から店内への出入りは想定されていないようです。



奇はてらわず、オーソドックスなデザインの通路ですが、洗練感を漂わせています。



さんちか夢広場との接続エリアです。導入部に開放感を持たせており、イベントの開催も想定されているのでしょう。



新通路の先にある既存通路とのギャップが大きくなりました。既存通路のリニューアルも早期に進めていく必要があります。



通路の面積はできる限り最小とし、広場の空間をより多く確保した改造になりました。



仮囲いが撤去されて、広々とした空間が生まれました。既に以前の様子を思い出せない程です。



これで再開発に伴って通行量が増えても、これをこなせるキャパシティを有した通路になったと言えるしょう。将来的には更にJR三ノ宮駅ビル地下階と接続する広場とも繋がる事でより開放感の大きな空間が創出されるでしょう。



面積が大幅に拡大した夢広場。最終形は1番街の残りの部分の完成後に確認ができる事になります。



全体的に照明温度も抑えられた事で通路や広場全体が柔らかな光に照らされて、温かみのある空間に変化しました。



再来週にはこの既存の通路も閉鎖されます。この通路は今後、どのように活用されるようになるのでしょうか。新通路によって床が減ったさんちか1番街の店舗の一部に費やされるのでしょうか。



12月14日の動線切り替えに備えて着々と準備が整えられています。



旧三宮センター交番のあった部分に新設された仮設階段とフラワーロードの歩道を結ぶ通路が整備されています。



この新仮設通路は整備中の仮設スロープとも接続し、新たな駅前動線の結節点となる模様です。



フラワーロードの東側の歩道は遂に仮囲いの内部に取り込まれてしまいました。



代わりの仮設歩道がフラワーロードの車道内に設けられました。かつての左折車線を潰しての歩道確保です。



新駅ビルの完成時にも少し規模を縮小しつつもこの場所から地下へとアクセスする階段は設けられる計画ですが、メインのアプローチは南側の駅ビル内のボイドに取って代わられます。



この通路の混雑も今後、熾烈を極めそうです。左側店舗の閉店もこの動線切り替えに関連するものだったと思われます。いよいよ駅ビル本体の建設工事に向けて大きく前進していく事になるでしょう。

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