前週に続いてJR三ノ宮新駅ビルの建設されている南側駅前広場の様子をレポートしたいと思います。仮設動線となる三宮歩道橋と接続するスロープ階段の設置工事が完成に向けて進捗中です。
三宮歩道橋との接続まであと一歩のところまで工事が進んでいます。
やはり最後のスロープとフラワーロード繋がるコンクリートのアプローチとの接続には階段が取り付けられました。しかしこれではバリアフリーとはなりません。
よく見ると、スロープの左側に新たに鉄骨の柱が組まれ始めています。また階段が歩道橋に接続する階段が設置されると思っていましたが、どうやら異なるようです。階段の先のスロープも歩道橋に向かって高さが低くなっています。
どうやらスロープは緩やかな傾斜を維持する為、Z字型の三段構成になっており、階段部分はショートカットでした。
歩道橋と繋がる部分の橋脚も建てられているので、残りの部分の橋桁が取り付けられると完成します。当初のスケジュールからは2ヶ月遅れての供用開始となる模様です。
駅前広場内では地中障害物撤去から次工程に移る準備が整えられているように見受けられます。
沢山のH鋼が運び込まれています。一部の鋼材はかなりの長さがあります。これまでも多くのの鋼材が置かれているのを確認していますが、全ていずれかへ消えています。山留壁の構築が同時に行われているのではないかと思われます。
ポートライナー改札前のデッキにも仮囲いが設けられました。従って北側から現場を確認する事ができなくなってしまいました。
本格的に工事が始まってから約半年が経過しました。まだまだ駅ビルの「え」の字も見えない序の口の段階ですが、29年に向かって着実にその歩みを前に進めています。
JR三ノ宮駅ビル新築他工事 仮設スロープ階段の構築が継続中 スロープは三段構造である事が判明
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