ライトアップタワーズ

旧居留地・街路樹イルミネーションを開始!20万球で彩る神戸の秋〜冬



神戸市はルミナリエの開催期間中と重ねて旧居留地のライトアップイベントを例年行ってきましたが、今年はその規模を拡大し、エリアを拡張した他、投入されるLED電球の数を20万球体に引き上げ、より美しさに磨きを掛け、先週より点灯を開始しました。



メインとなる明石町筋の並木は温かい光に包まれ、ルミナリエでなくとも十分に美しいイルミネーションの世界を繰り広げています。



大丸のピロティ下のカフェでは、この時期限定でイルミネーションを眺めながらのカフェタイムを楽しむ事ができます。



旧居留地とイルミネーションは非常に相性が良く、石造りの近代建築を柔らかい光で包み込み、普段の数倍増しに美しく感じられます。



旧居留地38番館はその最たる例ですね。窓にもイルミネーションが映り込み、建物のライトアップと相まって輝きを増しています。



夜のデートや散策にもピッタリの演出です。まだ寒さによる空気の澄んだ輝きはありませんが、良い気候の中、寒さに震えず、夜景鑑賞を堪能できる恵まれた時季です。



来街者に対しては、イルミネーションを見る為に街での滞在時間の延長も期待できますし、回遊性の向上も見込めるでしょう。街中夜景は神戸の真骨頂になり始めており、再整備が進行して、夜間景観の美しい通りや公園、建物、エリアが増えています。



ハイブランドとイルミネーションも映える景観を生み出しています。



イルミネーションの規模拡大で、仲町通り以南の並木にも電球が取り付けられています。



今後は「日本一夜景の美しい街」を標榜し、常時点灯も視野に入れて、観光戦略を展開していく事も、インバウンド需要の創出に繋がるのではないでしょうか。



夜景を見る事が来訪目的になると、その日の宿泊先は必然的に神戸になるので、滞在時間は長くなります。街中夜景と山頂夜景を上手く組み合わせ、もっと観光資源としての夜景の活用を大胆に進めていくべきかと思います。

関連記事
旧居留地

神戸パールミュージアム(日本真珠会館)が3月末に閉館 既存建物と土地の活用は? 10年越しの議論の結論は?

2023年2月20日
こべるん ~変化していく神戸~
日本真珠輸出組合が所有する国の登録有形文化財に指定されている「日本真珠会館」を3月末に閉鎖する方針を決めたとの報道が出ました。同組合 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です