旧居留地

ニッケ神戸ビル周辺の変遷 敷地内で何らかの建設工事を開始?



日本毛織株式会社・通称ニッケの神戸ビルと播磨町ビルの間にあったニッケ播磨町モータープールが解体されました。



モータープールの解体後の土地の活用方法が注視されるところですが、更に播磨町筋に連絡するアプローチから後方に至るまでのアスファルトも剥がされました。



アスファルトまでも剥いでしまうとなると、一体次に待ち受けている工程は何でしょうか。播磨町ビルが左側にあるので、自社内旗竿地が築かれています。



この何らかの工事の施工者はニッケみらい建設。ニッケ不動産と中田工務店が、ニッケが100%出資する子会社となり、名谷に本社を置いています。



そのグループ会社がこの土地に何を建設するのでしょうか。再び立体駐車場を建設するのか、平面駐車場とするのか、はたまた何か建築物を建てるのか。



ニッケ播磨町ビルは平屋建て。都心の業務・商業一等地の活用の仕方としては勿体ない使われ方です。



都心全体が今、再整備や神戸空港の機能拡大と国際化に向けて、投資の受け皿として、様々な動きが出ている中、低度利用地の有効活用は神戸の活性化には必要となります。



この球体オブジェが映し出す旧居留地の景色は過去20年間、殆ど変化がありません。ニッケビルの敷地内で何らかの動きがある事を期待したいと思います。

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