神戸市庁舎4号館跡地に進出が計画されているルミナスホテル。現場では旧市庁舎の解体が続いていますが、工事はいよいよ大詰めを迎えています。もうすでに旧庁舎の姿は完全に消えてしまいました。
これまで陽の目を見ることのなかった京町筋沿いのオフィスビルの裏側が露わになりました。見えているのは向って左から神栄ビル、明海三宮ビル、明海三宮第二ビル、京町栄光ビルの4棟です。
また北隣の北京料理第一楼のビルの側面の様子も見ることができます。やはり正面ファサードに比べると非常にシンプルです。これらのビルの裏側も、19階建のルミナスホテルが建設されるとまたすぐに見えなくなってしまいます。
仮囲いの中を覗いてみると、まだ旧庁舎の無残な残骸と瓦礫が残されています。地上躯体の瓦礫が除去された後、今後は基礎の解体が始まるものと思われます。
結局、当初、セントラルシティへ売却されてから1.5年が経過してしまいました。ホテルの建設が開始される頃には2年近くが経過することなります。思った以上に再開発着手には時間が掛かってしまいましたが、ようやくここまで辿り着いた感があります。地元民としては、なかなか新ホテルに宿泊する機会は無いかもしれませんが、低層部に開業するレストランは利用したいと思います。どんな店がオープンするのか楽しみです。通りの賑わい演出にも一役買ってくれるものと期待したいですね。
おまけになりますが、マルイ前の歩道橋下に設置されていた路上喫煙所が改修されます。これまで簡易なオープンスペースだった場所に高さ約2mの仕切り壁を設置して、周囲から覆い隠すようになります。
三宮・元町の南側地区に設けられた路上喫煙禁止エリア。罰金制度を導入して厳しく取り締まることによって、禁止区域の認知度は高まり、かなり浸透したように見受けられます。反面、エリア内に設置された喫煙所には多くの人が集まり、特にこの三宮歩道橋下は駅前唯一の喫煙エリアとなるため、常時、人で溢れています。
元の設備はJTが負担して設置。今回の改修費用も同社が負担することになっているようですが、目隠し壁を設置してまでも駅前一等地のこの場所に喫煙所を設ける事の必要性の是非が問われるべきではないでしょうか。
フラワーロードは神戸のシンボルストリートのはずです。景観云々をとやかく言って数々の規制を設ける神戸市がなぜ壁を設けてまでここに喫煙所を維持しようとするのでしょうか。この場所でなければならない理由が見つかりません。
神戸市庁舎4号館跡地計画 -ルミナスホテル進出/解体現場
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乱暴な言い方になりますが、ゴミ箱を撤去したらゴミが減るのと同じ、
喫煙所があるから喫煙者が利用する訳で…
設置した当初の意図としては「神戸市は駅を降りたらもう禁煙だ」という印象
を強く持たせるためと、記事で読んだ記憶があります。
ならば、この改修を機会に中央区の路上喫煙禁止区域を拡大してもよかったのでは?
と考えてしまいます。
私は喫煙スペース設置には反対です。
以前の喫煙状況も非常にマナーが悪く花壇に腰を下ろし喫煙ポイ捨てをする人が非常に多く、タバコ臭も強く、辺りには吸い殻に加え空き缶やゴミも非常に目立ちました。
この喫煙所は、それを隠す意図があるのかもしれませんが税を投入して三宮の正面玄関に作るような施設ではありませんし、今後維持メンテナンスに人を配して毎日数回の清掃を行う事となり、当然、これらは税金で賄う事になるのでしょうが、このような使い方には大きな疑問を感じます。
一体、神戸市はこれらの施設の建設と維持メンテナンスにどれくらいの予算を配しているのか公表して欲しいと思います。
三宮・元町・旧居留地エリアは総て路上喫煙禁止で良いでしょう。
初めての投稿です。
3年ほど前から神戸の未来を楽しみに、ブログを拝見させて頂いています。
この件に関してですが
路上喫煙が禁止されており、どんどん喫煙者の肩身が狭くなるなかで、喫煙所を残してもらえるのは喫煙者にとっては有難いでしょう。
しかし、私自身も喫煙者ですが、街中でタバコを吸うのには抵抗があるので、利用することはありません。
喫煙者には喫煙者なりのマナーとモラルが必要だと思いますし、その向上を狙うのであれば、三宮のど真ん中である一等地に喫煙所を設置することが不思議で仕方ありません。
喫煙者と非喫煙者の共存は難しい課題ですから、喫煙者を減らす方向で考えるべきだと感じますし、喫煙者も禁煙について考えるべき時代になったと感じます。
ただ、上の方が税金で清掃することに対しての不満を申し上げられていましたが、タバコ税による税収で賄うとすると、それはお門違いじゃないでしょうか?
この件に関しては神戸市が、どのような意図で場所を選定したのかが問題だと思いますし、明らかに間違った喫煙者への優遇だと感じました。
たばこは、価格の3分の2が税金(税額を含む販売価格に消費税が加算される。税金に課税されるたばこ消費税は誰が考えてもおかしいですよね。)なので仰りたい気持ちも理解は出来ますが、たばこ税は目的税ではなく、市民税や酒税・自動車税と同じく普通税です。
税の使い道に関し、我々市民はもっと関心を持つべきだと思います。
仕事で良く足を運ぶ東京の例で恐縮ですが、
三ノ宮駅前と同じように喫煙所前を通る度、そのマナーの悪さ愕然としていた場所ですが、
今年の春に撤去されました。
http://www.city.minato.tokyo.jp/kouchou/kuse/kocho/ikenshokai09/86.html
その後、どうなったかといいますと、結論としては「とてもキレイになりました」
あれほどたむろしていた喫煙者はどこへ行ったのでしょう。
神戸市庁舎4号館跡地ですが、1階土間を残し解体作業は終わったみたいです。道路側の塀は撤去され大型重機もありませんでした。土間は綺麗に清掃されていますが真ん中に大きな穴がぽっかりと開いています。
地下工作物と基礎はどうするんでしょうか?昔は再利用なんて事もありましたけど…。
皆さん
喫煙所が設けられるのでそこに喫煙者の人々が集まるのは必然的なことだと思いますし、禁煙エリアに指定されている場所では尚更なこと。ただやはりそこにはマナーの欠如等が見受けられるので、じゃあ蓋をしてしまおうというのも何ともお粗末な話です。移転もしくは撤去が望ましいということは言うまでもありません。やはり最大の問題はなぜこの場所でなければならなかったのかという点ですね。
sirokumaさん
基礎の再利用なんてするんですね?既存建物は相当古いですし、新規の建物は高層化されるのに・・・。
こべるんさん
今でもやっているようです、”既存杭の再利用”で検索してみてください。
建築費が高騰していますのでコストカットの為に試みる事業者は増えるかも知れませんね。
ひところのファンドの基準だと残存する地中工作物は一括りで瑕疵でしたけど。(笑)
私は技術的に可能で安全性・耐久性に問題が無いのであれば、否定はしませんが、その場合新築と呼ぶのでしょうか?