来春のグランドオープンを予定する神戸須磨シーワールド。須磨海浜水族園の施設跡地に建設されている大型施設群の地上躯体工事が佳境を迎えており、巨大な建物が姿を現しています。
ビーチから眺める東側のシャチ棟・オルカスタジアム。手前の白いコンクリート造の部分はシャチが泳ぐプールです。足場の組まれているのが客席のあるスタジアム部分です。
視点を変えて2号線から眺めたオルカスタジアム。スタジアムの上部には無数の鉄骨が重なり合っています。
客席上を覆うスタジアムの日除けの屋根の部分となります。
スタジアムからプールまでの距離は非常に大きく奥行きのある施設です。
次にイルカ棟ことドルフィンスタジアム。こちらもプールの部分は既に完成しているようです。
コンクリートの表面はスムーズです。塗装されているようです。
壁には「DOLPHIN STADIUM 」のロゴが入りました!
スタジアムの西側に壁のように足場が拡大しています。
ドルフィンスタジアムの屋根も鉄骨が交錯しています。
西側に垂直に組まれた足場は何を目的としているのでしょうか。少なくともこの部分に建物の躯体はありません。
西側のアシカ・ペンギン・魚類等が展示されるアクアライブ棟とドルフィンスタジアムを結ぶ渡り廊下も構築中です。
アクアライブ棟は足場が撤去されてもう久しいですが、その後の外観にはあまり変化が見られません。既に内装工事がメインになっているものと思われます。
来月にいよいよ閉館が迫る須磨海浜水族園の本館。この三角屋根のランドマークも遂に見納めです。
名残惜しさもありますが、しかし来年にグランドオープンを控えるシーワールドのワクワク感や期待感はそれを上回ります。
この施設は他都市から見ても非常に恵まれた存在と立地かと思います。この施設を施設単体だけの賑わいで済ませてしまう程、勿体ない事はありません。年間200万人もの来場者を見込んでおり、この効果を地域経済にしっかりと波及できて初めて民営化の大義名分が成り立つのです。
須磨・垂水の海岸線のリゾートブランド化を狙ったマーケティング戦略を成功させるには、神戸市と山陽電車のみならず、JR西日本、三井不動産、サンケイビル等の関係企業も含めた協議会を発足させ、海岸線沿いにある各々の施設がバラバラに動くのでなく、連携した一つの集合体として、エリア活性化を目指し、国道2号線を中心に更なる投資と人を呼び込む環境を作っていく事が必須です。湘南にはサーフィンがある事が大きなブランドの原動力ですが、瀬戸内では波は期待出来ないので、何か別のマリンスポーツの大会開催や競技・練習エリアや施設を整備する事で、メッカにする事も考えられないでしょうか。
須磨海浜水族園・神戸須磨シーワールド 須磨海浜公園再整備工事 施設躯体構築も佳境に入る 須磨・垂水のリゾートラインにはマリンスポーツが必要
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