兵庫県私学会館建て替え計画 シエリア神戸元町新築工事 遂にスレンダーな外観が現れ始める

亀の子のように進捗が遅かったので、その建設中の存在を忘れかけていたプロジェクトが兵庫県私学会館の建替計画。JR元町駅の北側で関電不動産開発が進めているプロジェクトで、老朽化した兵庫県私学会館の敷地を分割し、西側に新たな会館、東側に分譲マンションを建設する事で土地を有効活用する計画且つ土地の売却益で建て替え費用を捻出できるスマートな土地活用です。

プロジェクト概要

建設状況の様子

前回の現地取材は昨年7月。私学会館の鉄骨建方が開始された時点でした。



分譲マンションのシエリア神戸元町は昨年後半には上棟していましたが、遂に足場の解体が開始され、建物の外観が姿を現し始めました！



地上18階建てのタワー型レジデンスですが、全周バルコニーの設置を免れており、側面は縦長の窓が縦に並ぶホテルライクなスタイリッシュな外装です。



敷地は高低差のある土地の高台にある為、スペック以上に高さのある建物のように聳えています。鯉川筋からも雑居ビルの背後に聳え立ちます。



元町駅の南側交差点から眺めてもにょっきりも頭を出しています。



頂部は内部に照明を埋め込んで、ガラスパネルが浮かび上がるライトアップを行うようです。夜間の照明演出点灯開始が楽しみです。



中〜上層階からの眺望は、眼前に遮る建物が皆無なので、素晴らしい景色が広がっているに違いありません。既に竣工前に65戸全戸完売しています。今後もこうした敷地面積1,000平方メートル未満のスレンダーなプチタワー型レジデンスは都心エリアに多く建設されるのではないかと思われます。元町商店街西側入口のホテルシェレナ西館の建て替えで建設される和田興産のマンションも建築面積を1,000平方メートル未満として、19階建てのタワー型レジデンスの計画を進めるようです。