ライトアップタワーズ

なでしこ芸術文化センターは昼夜を問わず新街区のランドマークとして君臨 洗練性の非常に高い文化施設



10月1日にオープンした西神中央駅前のなでしこ芸術文化センター。西神エリアの文化発信拠点として始動し、既に多くの人々に利用されています。この新ランドマークは駅前の夜間景観へも大きな貢献を果たす建物となっています。



南側と東側の上部の鳥の巣のような特徴的な外装の内部に照明演出が施され、闇夜に美しく浮かび上がるようになっています。



かなり幻想的な雰囲気を醸し出す事に成功しており、建物の設計を手掛けた久米設計の趣向が光ります。同設計事務所は神戸三宮阪急ビルの設計も行い、グッドデザイン賞や日本空間デザイン賞銅賞も受賞しており、この建物でも何らかの賞を獲得するのではないかと思われます。



ガラスの吹き抜けとした館内から漏れ出る光と歩道の植栽のライトアップが絶妙にマッチしています。



非常に雰囲気が良く、また洗練性の高い夜間景観を作り出しています。



内部の交流モールもくっきりと浮かび上がり、鮮明という言葉がピッタリと当て嵌まります。



内装のデザイン良さを外部から愛でる事が出来るよう設計、演出されており、非常に緻密な計算が成されている事が明確です。



非常に美しい文化施設です。商業施設や高級ホテルにも見まごう素晴らしさです。



建物正面にある施設名称のサインを兼ねたオブジェも地中に埋め込まれたライン照明でライトアップされています。



夜間の交流広場の雰囲気もシックに仕立て上げられました。



隣接するクレヴィアシティ西神中央の1階グランドロビーとギャラリーラウンジから漏れ出る光も広場を照らす照明代わりになっています。



柔らかい光に照らされた交流モールや再整備された歩道。



なでしこ芸術文化センターと共に新たに架け替えされた歩道橋も階段が浮かび上がる姿も非常に洗練されている印象を受けます。



歩道橋の上部もキャノピーに沿って間接照明が雰囲気のあるアプローチを造り出しています。



街の雰囲気を大きく変える力を持っている建物の出現は西神中央にとっては大きなプラスです。



洗練された文化施設、美しい新庁舎、艶やかに広がる公共空間。進化を止めていた街が一挙に失った時間を取り戻すかの如く、変化を遂げている様子を目撃できるのは一つの幸運と言えるのかもしれません。

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