JR三ノ宮新駅ビル

阪神電車・神戸三宮駅サービスセンター移設工事が進行中 JR三ノ宮新駅ビルの建設開始前準備の一環か



阪神電車の神戸三宮駅東口改札外コンコース内の一画に仮囲いが設置されて何やら内装工事が進められています。



さんちかへと通じる通路角が囲われている状況です。以前より改札前なので店舗を誘致してエキナカ化すれば需要はあるのではないかと思っていたので、いよいよテナント区画を造っているのかと思いました。



8月下旬からスタートしたこの改装工事。10月下旬までの2ヶ月の工期で進められています。施工は阪急建装が担っています。



工事名称は「神戸三宮駅サービスセンター等移設工事」。



東口に所謂窓口業務を行う神戸三宮駅サービスセンターを移設する為の工事でした。



現在のサービスセンターは西口にあります。2013年に完成した三宮駅の大改修の際にこの場所に設置されました。比較的まだ新しい現在のサービスセンターですが、東口の新センターが完成後にはこの現在のセンターはどうなるのでしょう。また何故、移設が必要なのでしょうか。



その理由はこのセンターの位置が関係していると言えます。



このセンター横には地上階へと連絡する階段があります。あまり利用している人はいない秘密の階段のようです。



この階段を登ると、どこに出るでしょうか。答えは神戸阪急の2階・グランパティオに連絡し、中央幹線を跨ぐ歩道橋の真下、三宮駅前交番の南側です。



来年に着工するJR三ノ宮新駅ビルは現在の駅前広場南西側一帯を開発用地に充てて建設されます。従って、このサービスセンター周辺の地下エリアは新駅ビルの真下となる為、工事が開始されると封鎖の対象となるのです。



このUFOのようなSFチックな天井照明も姿を消す事になるでしょう。



地下の封鎖空間がどこまでを対象とするのか。三宮ターミナルビルの解体時には地上では新しい仮設動線が整備されましたが、地下でも工事期間中は同様の迂回路が整備され事になるのでしょうか。新駅ビルが着工すると、地下、地上を含めて再度、新たな仮設動線が設定され直す事になるでしょう。



着工に向けて着々と準備の進むJR三ノ宮新駅ビル。まだ具体的な着工時期は示されていませんが、来年の今頃には既に工事が開始されているでしょうか。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 7階の解体工事と北面アーケード壁構築 TC逆クライミング

2020年2月15日
こべるん ~変化していく神戸~
皆さんから連日心温まるコメントを頂いており、心がジーンとしています。長くブログを続けるには健康な身体が基本である事を痛感しました。働き方 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル開発準備工事が本格的に開始される 中央幹線では神戸市による地質調査も実施 新駅ビルの開業は29年5月か?

2023年6月26日
こべるん ~変化していく神戸~
いよいよ開始されたJR三ノ宮駅ビル開発の準備工事。まだ地下に眠る旧駅ビルの三宮ターミナルビル地下躯体や基礎等や東側のビル一部、そして …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル開発準備工事からJR三ノ宮駅ビル新築他工事へと工事名称変更!設備撤去工事から何らかの構造構築も開始

2024年3月11日
こべるん ~変化していく神戸~
先週、とうとう起工式が開催されたJR三ノ宮駅ビルの建設される南側駅前広場。既に地下駐車場や三宮ターミナルビル一部を残して既存設備や施 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です