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木造駅舎として親しまれつつもその利便性や街の活性化の弊害となっていたJR灘駅が第一期工事を経て、橋上駅として生まれ変わりました。駅南北を結ぶ自由通路をはじめ、飲食店等の店舗も入居する真新しい最新の駅舎として現在も第二期工事が進められています。
JR灘駅は1917年に開業。普通電車のみが停車し、一日の乗降客数は約44,000人。
駅南北を結ぶ自由通路です。先月より二期工事の一部が完了して東側店舗に入居する商業施設が一斉オープンしました。
クリーニング、飲食店、カフェ等が入居し、エキナカ施設として利便性が向上しています。自由通路も幅員が広く取られており、王子動物園のある北側とHAT神戸のある南側を結びますので、往来は増えるでしょう。
改札付近です。自動改札機が7機並びます。時刻表は最新の駅に相応しくLED表示機ではないフルカラーディスプレイが採用されています。
ホームへのアクセスとなるエスカレーターです。改修の進むJR大阪駅の橋上通路へのアクセスとして設置された物と同様に、内部にガラスと照明を組み込み、明るく清潔感のある演出が施されています。
一期工事の完了時にはすでにこのエスカレーターは稼動していたので、寧ろ大阪駅にも同様の物が採用されたと言った方が良いのかもしれません。
工事の全体計画図です。今後、南北両側共に東側にも階段が新設されます。作業ヤードとなっている部分も工事完了後には改修されるでしょう。南側の資材置場となっている部分がどう利用されるのかが気になります。ホームの上家も新設されるようです。
JR灘駅や大阪駅の改修工事の様子を伺うと、構内の壁や天井、床等に使われる外装材の材質や配色、照明演出等にも共通点が多く見られます。両駅は今後のJR西日本の駅舎のモデルケースとなりそうです。従って今後設置される予定である摩耶駅、灘駅同様に橋上化が予定されている摂津本山駅も同様な駅舎になることが予想されます。
そしてこれらは我々の最大の関心事であるJR三ノ宮駅の改築工事に繋がるヒントが隠されているような気がします。
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これは随分とカッコイイ駅舎となりましたね!!
灘駅の橋上化の件、いつも私鉄なので全然知りませんでした。
コレを機会に、ちょっと灘にも行きたいと思います(JRで!!)
北側の駅舎はどこかモダンな雰囲気を残していますね。
1枚目の写真で、モスバーガーなどの看板スペースが不自然に2つ分空いていますね。いずれ2店舗追加されるということなんでしょうか?
今年は大阪駅の工事が完了しますが、新大阪駅のコンコース改良に摂津本山駅の橋上化工事、摩耶駅の新設に灘駅の駅周辺整備、そして三ノ宮駅の改築工事と近畿だけでもまだまだ続きます。
JR西日本はいきなり駅施設更新に力を入れ始めましたね。
でも決して、どの駅も同じような感じにはならないようにしてほしいですね。統一するところはしてもらって、その上で個性も出してほしいです!
アルマジロさん
JRはその資金力を背景に神戸線を始めとして改修、新駅ラッシュに湧いています。ここ数年だけでもさくら夙川、須磨海浜公園等の駅が開設され、魚住駅、灘駅が橋上化されました。日本全国でもこんなに駅が新設される路線はそうないと思います。
JUNKさん
店舗追加されるスペースは・・・。資材置場になっている敷地なら考えられるかも??灘駅前はあまり店舗がないので、駅ナカが充実するのは良いかもしれませんね。
統一性の中の個性は大事ですね。
灘駅、懐かしいです。幼い頃、阪急御影に引っ越すまで、駅近くに住んでました。駅の東側の跨線橋に、4?5歳の頃、電車や臨港線の蒸気機関車をよく見に行きました。車も滅多に走らない時代ですから、橋の東側と西側を走って、行ったり来たり、下を通る列車を眺めていました。当時高い建物が無かったので、橋の上から、今は廃業した御影の清酒世界長の縦長のネオンサインの看板がはっきり見えてましたね。懐かしいです。灘駅も昔の面影を一部残して、最新の駅に生まれ変わったのですね。阪急六甲に住んでますから、六甲道駅や摩耶駅は利用範囲ですから、今後摩耶駅や三ノ宮駅など楽しみです。
六甲さん
そんなに長い間、神戸を見続けてきた六甲さんにとっては街の変化のスピードというのはまた違った風景に写るのでしょうね。街の発展、栄華、衰退。歴史上でも多く街が興り、発展し、そして衰退を繰り返してきました。100年前から都であり続けているの都市は東京、大阪、京都位です。そして今から100年後、神戸は都であり続けていることができるかどうか。
阪急沿線はいかにも私鉄沿線といった趣ですよね。阪急電車が映画になります。先日、中央通りでロケが行われているのを目撃しました。中谷美紀さんがいましたよ。
その阪急・・・。梅田の新阪急ビルも建替えるみたですね。16年放置の三宮が先でしょうに。