リノベーション神戸の一環として、拠点整備が進行する新長田エリア。合同庁舎、西市民病院、県立衛生学院等の公共施設の移転が相次ぐ予定の他、南側駅前広場を改造して、バスロータリーを整備し、バス路線のハブ化で交通拠点としての役割を増強し、人の集まる街への転換を進めています。その中で地下鉄西神・山手線新長田駅に大規模な改修工事を実施し、街のイメージを刷新します。
工事施工事業者の入札が行われ、以下の企業による施工が決まりました。
建築工事:三菱重工交通・建設エンジニアリング株式会社
電気工事:株式会社明和工務店
機械工事:有元・トータル特定建設工事共同企業体
市民投票によって決定したデザイン案に基づき、改札内外のコンコースやホームまでを含めた駅構内全域が改修対象となるフルリニューアルです。
工事は6月20日から開始し、2024年3月15日に完了を予定しています。
約2年にも及ぶ大工事で仮囲いで閉鎖されるエリアが段階的に大きく増えてくる事になります。まずは駅改札階の改札外コンコース東側より閉鎖を開始し、改修工事が始まります。
東側エリアの完成予定は23年3月頃。他エリアに先行して、近未来的なコンコースがお披露目となる予定です。
新長田駅は沿線の中でも今や三宮、名谷、西神中央、新神戸に次ぐ乗降客数を誇る交通の要衝に成長しています。
より乗降客数の多い拠点駅を差し置いて、全面リニューアルが先行される新長田。
今や新長田の持つイメージは昔とは大きく掛け離れているようです。駅周辺には新築マンションが多く立ち並び、生活利便性も高く、三宮や大阪への通勤も比較的容易です。
JRの快速電車が停車するようになれば、飛躍的に発展する事は間違いないと思います。県や市の駅周辺の拠点化施策は、快速駅停車化への布石ではないかと思われます。
地下鉄新長田駅の大規模リニューアル工事がいよいよ6月20日からスタート
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