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神戸のウォーターフロント最新観光スポットとなったKPM・神戸ポートミュージアム内の中核施設である劇場型アクアリウム「átoa」に行ってきました!再開発エリアにおける待望の集客施設です。
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TOOTH MARTでグルメを楽しむ
予約時間まで少し間があったので、まずは1階のフードホールTOOTH MARTで腹ごしらえ。11時だったのでランチタイム前でまだ席に余裕がありました。
色々と目移りして食べたいものが沢山ありましたが、子供がピザとパスタが食べたいと言うので、今回はPASTA MASTA TOOTH TOOTHに挑戦。
天気も良く気候も良かったので今回はテラス席を選択。外の食事も気持ちが良いものです。
神戸牛ボロネーゼの上に自家製チーズのブッラータが添えられています。濃厚なチーズとボロネーゼの組み合わせが麺に絡むと絶妙です。パスタは平打ちのリングイーネ。
シンプルなスパゲッティポモドーロは非常にプレッシュなトマトソースが美味でした。
注文毎に生地を練って竈で焼く熱々のピザもモチモチでチーズとトマトソースとの相性も抜群です。
舌鼓を打ちながら、人々で賑わう通りを見ていました。あの殺風景な倉庫街が緑の潤いのある街に生まれ変わった事に感慨深さを感じました。新港町はまだまだこれから進化していく事を考えると楽しみしかありません。
食事を終えていざátoaへGO!今はチケット売場も列に並ばないとならないので、事前のネット予約がオススメです。隣接する神戸みなと温泉蓮とのセット券も販売されています。水族館で疲れた足や体を温泉とスパで癒す二館同時利用も贅沢で楽しい時間の過ごし方と言えます。
チケット購入後、ゲートを通っていざアクアリウム内へ!
エントランスではモニター内のカエルのナビゲーターが話しかけてきます。フレンドリーでマシンガンのように質問攻めにあいますよ。フグもいるようです。「ぽっちゃり系」って呼んでしまったら大変な事になるそうです。
カエルと戯れた後はいよいよ最初のゾーンに入室します。
はじまりの洞窟 Cave of the Beginning
足を踏み入れた最初のゾーンは洞窟内を表現しており、天井から吊り下げられた数多くの流線形の照明が幻想的な雰囲気を作り出しています。
美しい小魚が泳ぎ回ります。熱帯魚のカージナルテトラです。
ブラジルに住む大型の肉食魚シクラ・ケルベリー。
飼育熱帯魚でお馴染みのグッピー。
そしてピラニアナッテリーも。
照明の色調は一定期毎に変化します。
洞窟を抜けると、エントランスアプローチの大階段上に位置する空中ブリッジを通って次のゾーンに誘われます。
生命のゆらぎ The Fluctuation of Life
お次のゾーンは生命のゆらぎ。館内の中では最も水族館らしいゾーンかと思われます。
青の揺めきの光の中、広々とした室内に大小様々な円形水槽が並びます。
メインの大型水槽が中央に陣取ります。この水槽の底部が1階のTOOTH MARTの天井に突き出ています。
大型水槽の中にはトビエイが気持ち良さそうに泳ぎ回ります。
空中を浮遊しているようです。
中央に群がる小魚の周りをエイとサメが優雅にゆったりと泳ぎます。
トラフザメは瀬戸内にも生息するおとなしいサメです。
小さな水槽にも興味深い魚が沢山います。
群れて寄り添うネコザメ。
中央が線状に発光しています。
タツノオトシゴはどの水族館でも人気があります。
最初はどこにいるのか分からなかったオコゼ。まるで岩の一部のようです。
ここまでのゾーンはまだどちらかと言えば普通の水族館とそう変わらない感じですが、段々とこの水族館の独自色が強まってきます。
精霊の森 The Forest of Spirits
2階の最後のゾーンは精霊の森。この水族館の劇場型アクアリウムの世界観が濃厚になってきました。
熱帯の森林内のような空間は室温も高く汗ばんでくる程です。
鮮やかなグリーンのヘビはボアの仲間でしょうか。
リクガメはフロアを歩いているかと思っていましたが、柵の中にいました。
青い舌をチラチラさせている大型のトカゲ。
熱帯雨林を再現した空間はディスプレイとしても見応えがあります。
エスカレーターを使用して3階へ向かいます。
3階はこの水族館のハイライトと言えるゾーンが並んでいます。
探求の室 The Chamber of Quest
まず来館者を出迎えるのは探求の室。
いきなりモニター前に人だかりが出来ていました。
イカのようなキャラクターが観客に語りかけ、クイズを出します。参加すると、最後に景品として絵葉書が配られます。
フロアにはこんな不思議な形状の大型水槽が興味を引きます。頭上に巻き込むように迫力のあるオーバーハング水槽です。
この中にも巨大魚が悠々と泳ぎ回ります。
落ち着いた空間に初めて目にする生き物も点在しています。
アジアアロアナは迫力があります。
壁面には富岳をモチーフに蛸を富士山に見立てたアート作品。
デッキ上の大型水槽の中には不思議な生き物がいます。
水玉模様のエイはポルカドットスティングレイ。
実験室のようなゾーンではモニターと接続されたデジタル電子顕微鏡が備わり、生き物標本の拡大が楽しめます。
和と灯の間 Light and Shadow
そしてこの水族館で最も「映える」ゾーンにいよいよ突入します!
和と灯の間・MIYABI。
フロアの一部は全面強化ガラスで覆われており、その下には鯉が自由に泳ぎ回っています。
煌びやかな和の空間はインスタ映え間違いなしです。
凝ったライティング演出と日本庭園のような空間構成です。
橋を渡って中央の舞台のような空間にはベンチが置かれて休憩もできます。
足元では鯉が泳ぎ回ります。
雅の金文字が艶やかな和皿と鹿威し(ししおどし)の組み合わせには目を見張ります。
皿の中には華やかな金魚が泳ぎます。
頬が膨れたユニークな金魚。
等間隔に並ぶ半球の水槽には様々な金魚が集められています。
金魚の水槽が芸術作品のようです。
そして室内は定期的に開始されるプロジェクションマッピングと音楽を駆使し、四季を表現したドラマチックな空間に様変わりします。
幻想的な空間に暫く時間を忘れて見惚れる事請け合いです。
足下で泳ぐ鯉もまるで映像のような錯覚を覚えます。
とにかく豪華絢爛、風光明媚。コロナが収束し、訪日客が戻ると、きっと人気観光スポットになるのではないでしょうか。
煌びやかな演出には日本人の我々も感動を覚えますが、恐らく将来的な訪れるインバウンド需要も意識しているのではないかと思われます。
この和のゾーンは必見です。これを見るだけでもこの施設を訪れる価値があるでしょう。
奇跡の惑星 Encounter of the Miraculous Planet
雅の余韻に浸りつつ、次のゾーンへ。
雅とは全く異なるSFチックな空間はどこか冷んやりとしたクールダウン感があります。
UFOのような半球水槽のディスプレイもSF映画のようです。
水槽内部もカラフルな岩とのコントラストが映えます。
そしてこの水族館の目玉である国内最大規模の球体水槽「AQUA TERRA」が登場。
この水槽内も非常に凝った造りになっています。ラピュタの世界のような魚の楽園。
計算され尽くした造形と色調。巨大な金魚鉢を彷彿とさせますが、水の惑星を表現しています。
そして定期的に始まるミストとレーザー、音楽を駆使したショー「AQUA UNIVERSE」は感動的です。
このミスト演出によってヒンヤリ感が出ているのか心地良く、この空間には最も長く滞在しました。
ニフレルのWONDER MOMENTSと比較される演出になるでしょう。
探求の回廊 The Corridor of Curiosity
2つの二大目玉ゾーンを経ての次の間は箸休め的な空間です。
水槽とデジタルサイネージを額縁に見立てたギャラリーのようなゾーンです。アートな仕掛けが楽しい空間です。
水槽も色彩が美しいです。
どの水槽もどう見えるかを意識した造りになっているのがこの水族館の最大の特徴と言えるでしょう。
そして遂に最上階の4階に向かいます。
空辺の庭 Skyside Garden
4階は屋上広場と展望デッキが一体となったゾーンです。
全体がウッドデッキで覆われており、多くのベンチが設置されています。
カフェも営業しており、2-3階を見て回って疲れたところで、ひと息つくのに打って付けですが、まだ開業間もないので、行列が出来ています。
なんと最上階にも生き物の展示ゾーンがありました。
ユニークな表情のスッポンモドキ。
カピバラやペンギン、アザラシもいますが、少し狭いので、このフロアには展示ゾーンは無理に設置しなくても良かった気がします。
屋上庭園もフラットな設計ではなく、ステップフロア式になっています。
緑やベンチが多く潮風に吹かれる居心地の良い空間です。
展示ゾーン全体の様子です。
ルーフトップの最上部には更に階段を登ります。
ルーフトップから見渡す港の眺望。
第二突堤の上屋の解体が始まっています。アリーナの建設が進むと更に景色は大きく変わるでしょう。
蓮を見渡す事も出来ます。
新設されたロータリーを見下ろします。
西側には既存のウォーターフロントエリアを見渡します。
やはりこの水域に連絡橋が欲しいですね。対岸に渡れると、エリア間の回遊性が生まれる事は必然です。
ルーフトップにもデッキとベンチが設けられています。
そこそこの広さがあります。夜の雰囲気も良さそうです。
一通り見終わると、1階のミュージアムショップに誘われます。出口にもデジタルサイネージ内のナビゲーターが話し掛けてきますよ!
この施設の開業によって新港町は本格的な街開きを迎えたと言えます。エリアへのアプローチとなる京町筋は明らかに人通りが増えて賑わいが生まれています。
神戸に広域から集客のできる話題性のある観光施設の開業はアンパンマンミュージアムのオープン以来なのではないかと思います。
この施設の集客効果を活用し、既存の観光資源と上手く連携させつつ、更にこれから新たに誕生するウォーターフロントや都心の新施設とも相乗効果を生み出す回遊性や動線等の仕掛け作りも重要になってくるのは間違いないでしょう。
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私は、ラ・スイート神戸オーシャンズガーデンから見る夕日から夜景が最も素晴らしい神戸港の風景だと思っていますが、ここの屋上から眺める夕日は最高だと思います。ポートタワーや超高層の背後に日が沈むと鮮やかにハーバーの観覧車とモザイクのネオンが浮かび上がってくる。オレンジに染まり暗闇の中に広がる街の灯り。
アリーナ完成までに、ラ・スイート神戸の東側にオーシャンズガーデンイーストとか作ってくれると第一突堤が先端までにぎわうと思います。
TOOTH MARTはプレオープンで、アトアは予約して行きました。どちらも楽しかったです。けど、TOOTH MARTはまた行きたいと思ったし、きっと行く事もあると思いますが、アトアは、1回行ったら、次2回目2400円払って行くかと言えば、、行かないと思います。アトアは、リピーターにはちょっとならない施設だと思います。チョコレート博物館も、同じ事が言えると思います。
ス、スゴイの一言。こんな水族館見たことない。
発想が斬新で、エリアごとのプランニングも完璧、水族館というより完全にエンターテイメント施設ですね。
新港町、残りの倉庫群がどのように再開発されるのか益々期待が膨らみます。
11/9火曜日に散歩がてらTOOTH-MARTへ行き、たこ焼きをテイクアウト。
曇りだったが、以前は歩行者を見ることがほとんど無かった2号線南側の京町筋だが目視で50~60人は見えた、ポートループバス停前にも人影があり、ATOAに近づくにつれ人の数は増えていき新港町の変化を感じる事が出来ました。
フードホールはほぼ満席、ミュージアムショップは中学生?の修学旅行の生徒で超密状態でした、その学生の多くが手にしたり抱いたりしていたのが何故かゴマアザラシのぬいぐるみメチャ売れてる(笑)。どーでも良いか。フードホールは400席という割には狭い印象だけどテラス席もあり夜の方が雰囲気いいかも知れない。店側はOPEN間もない事もあり客の捌きが悪いと感じましたが、これも良くなるでしょう。ミュージアムには行けませんでしたが人の流れが変わり始めたことを実感しました。周辺施設フェリシモのレストランとかの早期開業、そして今後飲食施設をもっと拡充して欲しいなと思いました。平日の3時頃…もっと空いてるかと思いましたが滑り出しは好調なようでうれしくなりました。
メリケン~Umieまでの回遊経路にカフェや飲食雑貨など連続性があれば回遊する人はもっと増え集客した人が遊べると思います。