神戸三宮阪急ビル

神戸三宮阪急ビル 最上階のレストランテナントが決まる 無料展望ロビー設置の行方は?



神戸三宮阪急ビルの最上階29階のテナントはレストランの出店が予定されていましたが、カフェレストラン「神戸望海山」及びウイスキー専門ボトルバー「Whisky Bottle Bar DEN SANNOMIYA」が正式にテナントとして決まりました。神戸望海山は100席を越える大型レストランとなり、階下のremm+の宿泊客に朝食サービスも提供します。

駅前のランドマーク施設内に眺望と食事やお酒を楽しめる新スポットの誕生に期待も高まりますが、一点気になるのが、元々、29階は無料の展望ロビーが整備される事が建物の東西幅を55mに拡大緩和する事の条件の一つだったと記憶しています。



これら2テナントの営業スペースを確保しながら、展望ロビーを設置できるのでしょうか。29階ビューラウンジと名付けられた施設の整備が進んでいる事は事実ですが、先月、阪急阪神グループから出された神戸三宮阪急ビルについての公式プレスリリースにこのラウンジについての言及が無かった事が気になっていました。集客性の高い施設であり、今後の三宮の再開発の様子を観察できるスポットとしても頻繁な活用を考えていただけに是非とも設置を期待したいところです。

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  1. やなちゃん より:

    昨日夜三宮に行ったらビルライトアップされてました。
    美しかったです。

  2. kkbb より:

    市内高層ビル展望台の設置のついて

    以前、東京や大阪に比べて神戸市内では高層ビル内でいかに展望台が
    少ないかをこべるんさんのブログで書いたことがありました。
    これは山からの眺望視点、海からの眺望視点に拘りすぎて神戸市の景観政策が第3の景観視点「高層ビルによる街中からの360℃パノラマ視点」を
    見逃してしまった欠点です。
    これは実はあまりの景観のすごさに、山麓の山の手に豪邸を構えていたり、タワーマンション高層階にすでに入居していたセレブたちに独占されてい
    た特権であり、そのことによって無意味なビル高さ規制がしかれてしまっ
    た理由でもあるんですね。

    大阪だけでも梅田周辺だけでも有料無料の展望台が数十あります。
    他都市に比べ、山と海の眺望に長けている神戸はこの「高層ビルによる
    街中からの360℃パノラマビュー」を絶対に売りにした方がいいです。
    今後、阪神高速湾岸線のベイブリッジが加わりますし、これはもの凄い
    眺望になることは間違いなしです。

    出来たなら、神戸阪急ビルの最上階を東京の「SHIBUYA SKY」のように
    露天ガラス張りにすればどんな観光名所になっただろうと想像します。
    リニューアルされるポートタワー屋上が解放され、展望スポットになる
    のはこれを意識したと思われます。
    今後の、雲井再開発ビル、JR三ノ宮駅ビル、神戸市役所新庁舎には
    大胆で斬新な展望スポットを設置して、神戸に新たなビューポイントを生み
    出してほしいです。

  3. ぽり より:

    展望室は数年経つと寂れてしまいます。大阪市内の展望室も数年経つと閉鎖されて、高級レストランとかブライダルスペースになったりで、コメントされている方の様な数はありません。
    大阪市内だと3,000〜5,000くらいがメインのランチになっていますが、1,500ぐらいがメインの価格からであれば他ビルの1,000〜2,000の展望室入場料と差は無くなります。

    • kkbb より:

      大阪では高層ビルの展望階は寂れているのですね。
      当たり前です。大阪では延々続くビルの波を見ているだけですから。
      わたしらのようなビルマニアしかそんな眺望を見て喜ばないでしょう。
      淘汰の結果でしょうね。

      中途半端な展望台はそうなっていきます。
      神戸市役所の1号館も望遠鏡もない南北2面だけのショボい展望階のため
      人寄せになっていません。
      展望階に上がって見たいのは180以上~360℃のパノラマ風景ですから、
      途中にレストランや別の施設が入ると風景が遮断されます。
      だからあべのハルカスの日本最高峰のビル展望階や梅田スカイビルのように
      露天展望階のような入場料が取れるような本格的な仕掛けが必要です。

      三宮からの眺望は駅直上という利点と四季移り変わる六甲山系の自然風景、
      神戸港に入港する観光クルーズ船の出入りのダイナミズムも相まって
      1年中、風景に変化が出ます。さらに湾岸ベイブリッジの完成があれば
      インバウンドにも人気を呼ぶでしょう。
      当然、みやげ物など売店設置などもありでしょうし、バーチャル体験のある
      観光施設としての新しい仕掛けも必要。ビジネスセンスあるプロモーションさえ間違わなければ有料展望階の経営も可能と思います。

      ただ今回の神戸阪急ビルの展望階はここまで考えていないと思うので今後に期待ですね。

  4. ぽり より:

    阪急としては後年着工される雲井通の物件も見据えてだと思いますよ。 あちらだと色々出来そうですし、おっしゃられている事は考えておられると思います。ビルとしては小振りな物件にそこまで負わせるのは酷ですね。エレベーター1回ボタン押される毎に100円かかりますしね。湾岸ベイブリッジも同じ理由で維持費がかかります。あちらは最初からPAで申請すべきでした。PAなのに凄い展望!であっても展望施設なのに!!って事って多いので。集客の面では神戸の方が思われるほど広域の集客は難しいと思います。 雲井の物件と新三宮ターミナルビルの登場まで待ちたいと思います。

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