神戸三宮阪急ビル

神戸三宮阪急ビル EKIZO神戸三宮の仕上げが更に進む 横丁街もお披露目



旧神戸阪急ビル西館を対象としたリニューアル工事はいよいよ完成を向けてラストスパートの仕上げ工事が進んでいます。同時にサンキタ通りの再整備も大詰めを迎えつつあります。



高架下を貫く南北通路でもデザイン照明が点灯しています。



この辺りはほぼ完成形に達したものと思われます。



少し西に進むとまだビル前の舗装が終わっていないのと街路樹がありません。Nampo の外装も完成しているようです。



改札口入口以西のポール照明設置も完了しました。結構、この照明は密に立てられています。



高架反対側の南側の横丁街も大方の工事が終わったようです。



軒に取り付けられたパープルのライン状のLED照明がアクセントになっています。これは昼間も常時点灯するのでしょうか。



全体的にスッキリして以前よりも広くなったような気にさせます。



今後、各店舗区画の仕上げ工事が進められる事でしょう。テラス席等も設置されてオシャレ横丁がまもなく誕生します。



LEDの電飾はスターバックスのある南北通路にも取り付けられていました。



阪急がここまで駅周辺施設をトータル的にリニューアルするのですから、これから駅ビル建設を行うJR西日本へのプレッシャーは否が応でも高められます。公表されていませんが、今回のリニューアルにおける阪急の投資額はどれくらいなのでしょうか。

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2020年2月12日
こべるん ~変化していく神戸~
更新休止中は本当に沢山の方から暖かい励ましのコメントやメッセージを寄せて頂きました。本当にありがとうございました。当ブログがこんなにも沢 …

POSTED COMMENT

  1. kkbb より:

    やっと三宮、いや神戸の玄関口らしくなってきましたね。
    今後、コロナ禍が収まってさらに賑わってほしいです。
    三宮地区にとってEKIXOはなんばパークス的な存在になりそうですが、
    やはり企業が中心に立つと駅前再開発は洗練されるので、三宮再開発はもうJRと阪急に任せてしまった方がいいような気がします。
    下手に神戸大学閥学識者の意見に左右されるから、逆にこのように大胆なリニューアルが難しいのかなとも思います。

  2. sirokuma より:

    kkbbさんにイイネ

    学識者や第三者委員会ましてや市民の意見を重視しすぎると、偏った開発又は、経済的合理性を無視した施設整備など再開発事業の足枷となる無駄な空間を生む要因となると思います。民間企業に任せると綿密なリサーチを行い需要に応じた施設整備を行うので完成後に需要が無く維持困難になったりスラム化するリスクもまずないでしょう。
    駅前再開発事業は都市開発のプロ集団である民間企業に任せた方が無駄な時間もかからず上質で洗練された街を創り出してくれると思います。

  3. wonder より:

    上のお二方のご意見について、至極全うな意見だと思う反面、「そうは問屋が卸さんよな」とも感じました。

    というのも、次の2点が気にかかります。

    まず一つ目は、例えばマルイ横の三宮一丁目におけるテナントビルプロジェクト案件。事業主のミリオン観光さんのHPも見ましたが、この場所が「都市再生緊急整備地域」であることを強調し、「わが社が先陣を切る形でこの地の都市開発をいたしました!」といわんばかりにPRされています。まさに民間企業による開発です。ところが、こちらの掲示板では「民間が勝手に開発するな!」と、まさにブーイングの嵐でした。三ノ宮クロススクエア構想はあくまで“構想”であり、計画ではありませんし、それこそ市長が交代すれば、白紙になる可能性もあります。20年も先の実現するかどうかもわからない構想程度のものに、民間が超一等地の資産運用をストップして協力するかとは言えば、ノーです。ありえません。この事例からも、役所あるいは民間のどちらの動きを優先するのがいいのかは簡単には語れません。

    二つ目はJRの和田岬線(神戸地下鉄湾岸線)問題です。簡単にいえば、神戸市からの廃線要請を「あんたに法的な権限はない」とJRが袖にしたわけですが、大恥をかかされた格好となった神戸市は「湾岸線の赤字はJRのせい」とまでははっきり言わないものの、その雰囲気はありありに見えるのは私だけでしょうか。お隣の大阪では大阪市が関西電力の大株主ということで、同社の原発運用について「物申す株主」として様々なプレッシャーを掛けていますが、もし神戸市がJR西の株主だったら…。三ノ宮駅ビルが大もめにもめたのも、雲井通5丁目ビル同様、なんとしても駅ビルの大株主になりたい神戸市と民間の自由を謳歌したいJRとの壮絶なせめぎあいであったことは否めず、国が地方に財源と権限を委譲するのを極端に嫌がる構図と重なって見えます。

    他都市のような「最低限のルール(大阪市や福岡市の場合、高さ制限)さえ守ってくれたら、あとは民間さんの好きにしなはれ」スタイルと神戸市のような「民間の開発については箸の上げ下げにいたるまで、当局がチェックします!キリッ」スタイルのどちらがいいのかは、とりあえず10年後くらいから徐々にはっきりしてくるのではないでしょうか。

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