スポンサーリンク
昨年末までに鉄骨建方は地上9階までが完了した神戸阪急ビル東館。段々と聳える超高層駅ビルの様相を示すようになってきました。全国に駅ビルは数多く存在しますが、超高層駅ビルとなると、その数はぐっと絞られてきます。またその中でJR以外の私鉄となると更に限定されてきます。
個人的に好きなアングルである生田新道から眺めた神戸阪急ビル。いつの間にか周囲の雑居ビルよりも高く大きな存在になりました。まだまだこれから成長していきます。手前左の仮設建設事務所が撤去されて、再び広場化された暁には、歩行者専用道路となるサンキタ通りと合わせて開放感のある空間になる予定です。しかも来年の今頃にはほとんどの形が現れているでしょう。
昨年末の最後の作業として完了させた8~9階オフィスフロアの鉄骨組立とデッキプレート取り付けエリア。まだカーテンウォールの取り付け作業は確認できていません。
シリンダー部頂部の尖塔が取り付けられる台座リングです。7階オフィスの北角からはこの尖塔を間近に見る事ができるでしょう。
JR三ノ宮駅のホームから見ても駅ビル感が出てきました。
話題を全国の超高層駅ビルに戻してみましょう。全国の100m以上の高さを有する駅ビルをリストアップしてみました(建設中・計画決定を含む)。
JR札幌駅
JR・東急渋谷駅
JR東京駅
西武池袋駅
JR池袋駅
JR品川駅
JR横浜駅
JR名古屋駅
JR大阪駅
阪急梅田駅
阪神梅田駅
近鉄大阪阿部野橋駅
南海難波駅
阪急神戸三宮駅
JR広島駅
こうして見てみると、半数以上がJRで占められています。私鉄では関西勢が突出しています。首都圏の私鉄は新宿や池袋で再開発による駅ビル超高層化の可能性が高まっています。名古屋も名鉄が高層駅ビルによる再開発を構想しており、今後、私鉄の攻勢が強まる傾向にあります。このリストにJR三ノ宮駅が加わるのは年内か。
さて9階まで達したという事は残り20フロアの鉄骨工事が残されています。10日で2フロア位のペースで進捗しているようなので、3.5ヶ月後には29階に達する可能性があります。塔屋の構築も合わせると、GW位には最高部の121mに到達しているのではないかと予想します。
スポンサーリンク
スポンサーリンク