昨年、解体された神戸りそなビル跡地で計画されているビジネスホテル「(仮称)ドーミーイン神戸元町」。既存ビル解体後、暫く更地の状態でしたが、建設工事に向けて準備が始まった模様を前回の記事でお伝えしていました。
工事名称が掲示されました。労災関係成立票によると工期は平成32年5月末までのようです。よって開業は2020年6月頃となり、オリンピック直前です。
現場にはアタッチメントのハンマーグラブを付けたクローラークレーンが稼働中でした。仮囲いの中は確認できていませんが、恐らくオールケーシング工法が用いられて、神戸りそなビルの既存杭の解体撤去を行なっているものと思われます。太い鋼管(ケーシングチューブ)を地面に圧入し、ハンマーグラブで解体した既存杭を排出します。
作業予定です。障害撤去工事となっています。正確には地中障害物解体撤去で、通常は地中にある既存ビルの地下階や基礎躯体、基礎杭が該当します。
従ってまだ暫くの間は既存ビルの解体工事が継続されます。解体が終わると間髪入れずに新築ビルの建設が開始されるものと推測します。ドーミーイン神戸元町は延床面積が約1万平方メートルと現在、建設・具体的に計画されているホテルでは単体として最大規模を誇る建物になります。今後の工事の進捗が楽しみなプロジェクトの1つです。
(仮称)ドーミーイン神戸元町 新築工事
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