先日、BE KOBEの新モニュメントを取材した際にポーアイしおさい公園からの夜景も撮影したので公開します。ここからの夜景撮影は実に9年ぶりです。前回はみなとこうべ海上花火大会に訪れた際に撮影して以来です。
ここから眺める都心は全域が一望できるので広がりを感じさせる夜景が魅力です。ハイライトはウォーターフロントエリアの建造物群と三宮の高層ビル群、そして錨や市章の電飾でしょうか。メリケンパーク周辺は中突堤中央ビルの再開発等で今後、ここからの夜景に変化をもたらすような建物は出来るでしょうか。
バーバーランド方面です。やはりモザイクが際立つ存在感を放っています。建設中のパークハウス ザ・神戸タワーは完成後には塔屋のライトアップを行う予定ですので、このエリアの夜景は更に彩りが増える事になります。
三宮です。高層ビルの集積と布引ハーブ園へと続く新神戸ロープウェイが目立っています。神戸関電ビルのライトアップ復活は大きな存在です。NTT系のビルのライトアップの早期復活を願います。神戸市庁舎もLED化の上で頂部ライトアップを再開すべきです。駅ビル開発や再開発ビルによって今後、更に賑やかさを増します。
新港突堤エリアです。まだみなと温泉蓮のみが目立っていますが、三宮新港町計画が完成すると、ウォーターフロントの彩りは華やかさを大きく増します。
しおさい公園は確かに眺望に非常に優れたロケーションです。アクセス性が改善すれば、もっと訪問者は増える筈です。二つのBE KOBEモニュメントをハシゴする事を目的とした観光渡船をメリケンパークとしおさい公園の間に就航出来ないでしょうか。ひとまずは釣り人専用に和田防波堤等とハーバーランドを結んでいる渡船にこの航路を委託してみるのも一案です。
しかしこの景色が素晴らしいのも都心に超高層建築が広がりをもって立ち並んでいるからに他なりません。単に低層の建物の市街と六甲連山だけなら、昼間はまだしも夜景をわざわざ見に来る必要は皆無です。三宮や新港町の高層建築の追加の他、元町の県庁周辺再整備によってまだ手薄なエリアに厚みが加わると、更に見応えのあるスカイラインが出来てくるでしょう。週末だけでも香港のシンフォニー・オブ・ライツのような光のイベントが開かれれば、対岸からもっと神戸を見ようという需要も増えます。シンガポールも光と音の演出を毎晩行っています。神戸港でも一過性のイベントとして行ったスイング・オブ・ライツがありましたが、やはり定着させる為には継続性が大事です。
ポーアイしおさい公園から望む神戸都心とウォーターフロントの夜景 訪問者を増やすには渡船や光のイベントが必要
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