山手幹線よりも更に北側で再々筋付近となる中山手通7丁目。都心から近接していますが、元町から少し北に上がっただけなのに都会の喧騒とは全く無縁の閑静な住宅街が広がります。車で通過する事はあっても実際に歩いたことはない地域だったのでそのギャップが新鮮でした。
この山手の丘陵地の一画で建設が開始されたプロジェクトがあります。ジオ神戸中山手通新築工事です。阪急不動産が計画する大規模分譲マンションです。
敷地面積は約1.1ヘクタール。ここに地上11階 地下5階建ての住宅棟3棟(厳密には4棟)と駐車場棟、エントランス棟が建設され、延床面積は28,380.70平方メートル 総戸数256戸の大規模住宅が誕生します。しかし規模の割には戸数は控えめです。1戸辺りの面積が大きいのでしょう。
完成予想パースです。緑に囲まれており、敷地内でだいぶ高低差があります。ここは旧神戸海洋気象台跡地で長年廃墟と化していた場所ですが、高台なので、南側の眺望は開けており、都心を東西に見渡す事ができるロケーションです。
建物の配置図です。住宅棟は変形L字型に建設されます。
足元では宇治川のせせらぎが流れており、春には桜並木が満開となります。
阪急不動産の分譲マンション計画としても近年の神戸での物件としては最大級の規模かと思います。今後、阪急の神戸への投資額は増加していく傾向にあるものと思われます。また都心エリアでの住宅建設が抑制される中で、今後はこうした都心近接地区や準都心地区へとデベロッパーの開発の矛先がシフトしていくのではないでしょうか。
ジオ神戸中山手通新築工事
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