今年10月にいよいよ屋号を「神戸阪急」へと変更する予定の「そごう神戸店」。1933年の創業より86年の歴史に遂に終止符が打たれる瞬間が刻一刻と近づいています。あと4ヶ月未満でその瞬間が訪れる事を前に準備がいよいよ開始されました。
店頭には既に10月から店名の変更を知らせる掲示が貼り出されています。周知の事実とは言え、まだ知らない人々も多くいるようです。
屋号変更に伴い、まず最も高い塔屋に取り付けられていた「SOGO」のロゴから撤去が開始されています。同じ場所に「阪急」のロゴが取り付けられるのでしょうか。ただ神戸阪急としての営業開始日までは養生ネットを撤去する事ができません。
少なくとも表面には本館、別館合わせて更に6ヶ所の「SOGO」のロゴが確認できます。側面や裏面にもあるでしょうし、店頭やさんちか、地下通路内の看板、案内表示等、そごう神戸店を示す全てに対しての変更が生じます。
地下1階の入口前では阪急のペルソナカードの入会ブースが早くも設けられていました。阪急は屋号変更を前に昨年より店内の改装を開始しており、昨秋には地下1階のデバ地下理ニューアルを実施済です。今後も他フロアの改装を順次進める予定です。
2012年にハーバーランドから神戸阪急を撤退させて以来、7年ぶりに阪急が神戸に返り咲きます。しかも今度は駅前の一等地という立地。かつての地域一番店であり、関西の主要百貨店であったそごう神戸店は今や、報道でも神戸地区の百貨店としてその名が出てくる事はなく、大丸神戸店の動向ばかりが伝えられます。阪急化によってどのようなプラス効果がもたらされるのか。10月以降の状況を注視したいと思います。そごう神戸店から神戸阪急への転換は休業日を設けずに行われるのか、それとも一定期間の準備休業を実施するのか。いずれにせよそごう神戸店の閉店日はケジメとして行って貰いたいですね。しかしロゴが変わった位ではこの建物を阪急と呼ぶのに抵抗を感じぜずにはいられません。定着にどれ程の時間を要するでしょうか。そしてやはりどうしてもその先の建て替えを気にせずにはいられません。
そごう神戸店 神戸阪急への転換準備が始まる 10月に屋号変更へ
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「阪急」看板を設置した上に、シート状のそごうマークを一時的に貼り付けるなどして、さすがに屋号変更まで養生ネットが外れない状況は避けるのではないでしょうか
もしそうなれば、薄皮一枚そごうの体を保っている姿が見られて、なんとも言えない哀愁を感じられそうですね(これは個人の嗜好です)
同時にセンター街のそごう看板の動向も気になります
外観はそごう西武のままですが、地下はもちろんのことその他もH2Oに変わってきてるんだなと感じます。
まず変わったなと感じたのは、ウエブサイト名がH2Oに変更されたことです。そごう神戸店のウェブサイトから そごう西武 のサイトには容易に移行できなくなったのは変遷の流れを感じます。
一番変わったなと思ったのは、そごう西武の年始の広告がそごう神戸店では取り扱いがなかった事です。(去年はキムタク、今年は女の人の顔にケーキ付いて話題となった広告)
報道の大丸の偏りの件ですが、そごう神戸店の運営会社の旧イズミヤがウェブサイト上で月間売上速報を出していないので、当然ですね。
阪急百貨店に変わる時の休みの件ですが、プロ野球ありきだと私は思います。百貨店ファンとしては暖かく見守ってほしいと思います。