神戸ポートアイランドのイズミヤスーパーセンター跡地で建設されていた東京インテリア家具神戸店が6月23日金曜日午前10:00に開業しました。出店計画が公表されてから約3年が経過していました。当初の計画では2016年1月開業でしたので、実に1.5年遅れの開業となりました。オープンから最初の週末、駐車場前の道路には車列が出来ていました。南側には臨時駐車場も増設して開店セールに備えていました。
北側のメインエントランスです。出てくる人の数よりも入っていく人の方が遥かに多かった印象です。店内の滞在時間が長いという事でしょう。
入口前には開店祝いの花が多く出されていました。CMをかなり打ったせいか、マスコミ系各社からの花が目立ちました。
約1万3,000平方メートルの売場面積がある店内は1フロアのみで構成。中央に照明を落として、グランドピアノまで置いてあるシックなカフェ空間を整備。90席を用意するこの場所はかなりゆったりとした空間設計です。カフェは利用していないので、価格帯や味については定かではありません。IKEAの昼時は席を確保するのが大変なので、その代替案としての利用も考えられるかもしれませんね。
家具売場も提案型のモデル展示を多く揃え、大塚家具のような雰囲気を漂わせているエリアとニトリと同様に同種の家具毎に展示するエリアを組み合わせているようでした。この折衷戦略は価格帯にも表れており、リーズナブル~高価格帯の商品を揃えている印象です。ただ大塚のように値札を目をこすって二度見てしまう程ではありません。
キッズランドと呼ばれる子供用の遊戯施設もあり、こちらも人気を博していました。ただ定員数が需要に追い付いていないようでした。ネガティブな点としては、エントランスを入ってすぐの雑貨売場は少し狭く、窮屈な感じを覚えました。個人的には椅子の上に取り付けられるマッサージ器の誘惑に駆られました。
家具のデザイン性と価格の両立という点で考えると、「IKEAやニトリの商品に満足できないが、大塚やアクタス程の予算は・・・」という需要に応える巧みな戦略が垣間見えますが、実際にそうしたニーズはかなりあるのではないでしょうか。
正面にはIKEAが大きく立ちはだかりますが、この2店は競合ではなく、近接出店によって相乗効果を見出す事を主旨としているようです。
実際に先行開業した大阪本店もIKEAに隣接していますが、戦略通りの相乗効果が出ているようで、売上は目標設定額よりも4割増とのこと。神戸店でもIKEAとの相乗効果が発揮されそうです。IKEAから東京インテリアへ向かう人々も見受けられました。今回の出店によってポーアイに活気が出ている事も好感です。さて、これを皮切りにこれから神戸では大型開業が相次ぎます。
東京インテリア家具神戸店が開業
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やはり厳しい環境下で生き抜いてきた民間企業の考えることは一枚も二枚も上手です。
花鳥園もあんなところに誘致せずに、最初から東京インテリアの場所であれば破綻せずに済んだでしょうね。
同じ神戸市誘致の蓮も、うまく行っているのであれば良いのですが杞憂ですかね。
最近の公の仕事で上手くしたなと感心したのは唯一メリケンパークの整備です。整備後に観光客の数が激増したのはかつての神戸市を彷彿とさせます。
最高の環境は手元にあるわけで、それを生かすかどうかは行政の采配一つだと思います。
とにかく神戸市には上手くやって欲しいと心から願います。
花鳥園のレストランはすごく評判が良かったそうです。どうぶつ王国のレストランはイマイチですが、施設としてはまずまずうまく行ってるようですね。ここには一時、温浴施設が計画されていました。蓮は最近、フィットネスの宣伝等、平日利用の販促に力を入れてるみたいですね。メリケンパークは大成功ですが、てんしばやジョーテラスを参考にもっと店舗誘致に力を入れて欲しいですね。海洋博物館のリニューアルに用途変更も検討が必要です。
6月25日の日曜日に行ってみました。正直期待以上でした。
オープニングセールで激混みでしたが・・・。
大塚やナフコ・ニトリと比較しても、店舗の設備が断然良く(特に女性トイレやカフェ)家族で楽しめました。神戸にはこういうお店がなかったのでうれしい限りです。また、管理人さんもおっしゃっておりましたが、ポーアイに活気が出てきましたね。東京インテリア目当てに来ましたが、結局向かいのIKEAでも買い物しちゃいました(笑)
また落ち着いてから来たいと思います。
長時間滞在を研究しているのでしょうね。こうした大型専門店も今はモノコト消費の両面両立を求められる時代になったという事ですね。IKEAと相乗効果でポーアイを盛り上げて欲しいと思います。