JR・山陽明石駅前南側一帯で進められている明石駅前南地区第一種市街地再開発事業。地上34階・地下1階建ての超高層住宅棟と地上6階・地下2階建ての複合商業施設から構成される大規模再開発ビルの建設プロジェクトです。
野村不動産ブランドのプラウドタワー明石となったタワーマンションはすでに全199戸即日完売した人気ぶりです。建物もすでに上棟、塔屋階の構築も完了し、外観はほぼ完成形です。高さ124mの明石一の超高層ビルとなりました。
北面の見上げです。低層階は複合施設棟と共有構造になっています。
国道2号線と駅前通りの交差点から望む再開発ビル全体の様子です。明石駅前の景観における都会度が一気に上がった感じがします。
駅前広場側から見渡す再開発ビルの様子です。
複合施設棟は「パピオス明石」という名称が正式に決まっています。パピオスの中央部にはエントンラスホールを兼ねた3層吹き抜け+ガラス張りの大空間が広がっています。早くこの内部の様子を見てみたいですね。
パピオス明石の西側の様子です。とても風格のある施設外観で見た目には百貨店と言われても違和感がない程です。
明石駅前はこの再開発ビルの誕生でその表情を一変させました。JR西日本のグループ会社である西日本SC開発は駅高架下の明石ステーションデパートを「Piole明石」にリニューアルさせましたが、この効果によって明石駅周辺に賑わいが生まれています。再開発ビルが開業すると、更に駅前の活性化が期待されます。
国道2号線側の様子です。正面となる駅面と比べると建物の裏側感が否めませんが、こちらも百貨店然としています。建物上部にはソーラーパネルが複数取り付けられています。
完成形が見え始めた明石駅前南地区第一種市街地再開発事業。プロジェクトの進行中、この施設に明石の都心復権を担う力がどれ位あるのだろうかと多少懐疑的に思っていたこともありますが、ベールを脱いだ再開発ビルを目の当たりにして、非常に頼もしい存在に思えました。明石の玄関口として非常に風格のある景観が整いつつあります。
明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の進捗
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おはようございます明石 駅周辺整備されましたねー 都会度増してます
JR明石駅前、豪華になりそうですね。これで明石城も天守があれば南北に見ごたえのある駅前になるんですが、もともと天守のない城だったそうです。さきの阪急西宮駅前、JR姫路駅前といい地方都市とはいえこうも次々駅前開発が見事に行われると、三宮構想によってJR三ノ宮駅前がほったらかしになっている状況は残念です。
JR東京、大阪、京都、各駅にしても都心玄関駅であることから意外と駅前広場はどれもショボいです。駅ビルや周辺の大型ビルによって、その景観の威容を誇っているのだから広場に拘る必要はないかと思います。三ノ宮駅ビルを中心としてそごう、マルイ周辺、さんセンタープラザ、あるいは駅北ビルなどが建て替えで巨大化すれば三ノ宮駅周辺だけで大都市観が出来上がるはずです。
他ブログの方とも意見交換したのですが、市行政は大手デベロッパーに相手にされていないと思います。、プライドを捨てて他都市がどれだけ努力しているかを知って欲しいです。そのうえで大手デベロッパーが注目し、住宅開発ではなく真の都市開発の担い手として活躍しやすい状況を作って欲しいですね。
そうですね。再開発やオフィス及び商業ビル等、大阪や京都のみならず姫路、西宮、明石と、まるで神戸の商圏を脅かすがごとく話題に上がっていますね。既得権が複雑な神戸ではありますが、他の開発の推移をじっくり観察しながら、それ以上に集客できる魅力ある施設ができて、阪神間や大阪からも人が集えるようなかつての神戸を期待いたします。