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今年3月に着工後、この約5ヶ月間は地中障害物の撤去等の工事が進められてきたWDB三宮ビル新築工事ですが、ようやく新築建物の建設に着手したようです。
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プロジェクト概要
(仮称) WDB三宮ビル新築工事
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2022/11/wdbsannomiya00.jpg)
所在地 神戸市中央区江戸町101番地、102番地の1、102番地の2
事業者 WDBホールディングス
敷地面積 1,843平方メートル
建築面積 1,549平方メートル
延床面積 11,039 平方メートル
高さ 40.8 メートル
構造 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
規模 地上9階 地下1階
建物用途 オフィス
設計 株式会社小野設計
施工 竹中工務店
竣工予定 2025年7月
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2023/08/wdbconstruction08-1.jpg)
クローラークレーンと三点式パイルドライバを投入して杭工事が開始されました。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2023/08/wdbconstruction10-1.jpg)
こちらの建物もセメントミルク工法による既製杭の圧入を進めていると思われます。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2023/08/wdbconstruction12.jpg)
未だWDBホールディングスからはこのビルについて何のリリースも出されていません。自社ビルなので、アピールは不要なのでしょうが、土地取得や建設費用について決算情報にも記載は見当たりません。
同ホールディングスの昨年度の廉価な売上高は476億円。中期経営計画では、2027年までに年商1,000億円、経常利益100億円を目指すとし、非常にアグレッシブな方針が示されています。
![](https://koberun.net/wp-content/uploads/2023/08/wdbconstruction11.jpg)
この新築ビルの活用は同ホールディングスの成長エンジンの一つの要として機能するのではないかと思われます。ビル完成の暁には、姫路や東京の本社機能の一部を神戸に移すという事も考え得るでしょうか。
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