遂に鉄骨建方が開始された磯上通7丁目のNTT都市開発による神戸三宮プロジェクトは、更に鉄骨の組立作業が進行しています。
先週は奥側の鉄骨が最上フロアの9階まで組立が進められていましたが、更に手前の西側についても鉄骨建方が完了しています。
ファサードとなる北面の各フロアの梁の鉄骨ですが、少し他の鉄骨と形状や種類が異なるようです。
梁の上に更にアタッチメントのように出っ張る形でフレームが取り付けられています。カーテンウォールを取り付ける為のファスナーと思われます。という事は、AWC(アルミカーテンウォール)をファサードに用いたガラス張りのオフィスビルとなる事が予想されます。
1階には店舗区画も設けられるのでしょうか。それともグレードの高いオフィスビルとしてエントランス空間とするのか。
奥側はデッキプレートの取り付けも進行しています。
米国では、オフィスビル市況が悪化しており、空室率が高止まりしています。ソフトバンクが出資し、三宮にも進出したWeWorkが経営破綻した事も記憶に新しいかと思います。これらの出来事はリモートワーク定着による出社率低下によるオフィス需要の減退が原因ですが、日本国内ではオフィス需要は回復に向かっています。
神戸市内でも寧ろオフィス需要は旺盛になってきており、新規オフィス開発も活発化しています。この磯上通7丁目には年内に2棟の新たなオフィスビルが完成する事になるものと思われます。毎年、新しいオフィスビルの供給が行われる事は業務都市として健全な環境が整っている事のバロメーターです。ようやく神戸も正常化に漕ぎ着けました。
磯上通7丁目 (仮称)神戸三宮プロジェクト新築工事 アルミカーテンウォールに覆われたガラス張りのオフィスビル誕生か?
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